2009/10/29

夏の大掃除14  飯田線の旅

 運良くというか悪くと言うか、局長が消化されずにアヒルから出てきたので、4人旅は続くのだが、この場合やはり局長改めウ○コなのだろうか?
 
「あ〜〜、鮎がなかったにゃ〜」「お腹空いたにゃ〜〜」黄昏れる2匹であった。
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 終点港から出ると、なんと船下り用の和船を作っていた。ちゃんと船大工さんがいるのだろう。自前で作っているとは思わなかったのでびっくりだ。日本の伝統技術を守っているのだ。偉いぞライン下り!
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 バスで天竜峡駅に戻る。岡谷方面の列車の出発まで少しだけ時間がある。お昼には少し早いのだが、ここからは岡谷まで乗り続けなので、乗車中にお昼が過ぎてしまう。以前なら駅そば屋で蕎麦も食べられたし駅弁も買えたので、このような少ない時間でも何とかなったのだが、そば屋とキヨスクが壊滅した現在は昼飯の調達にさえ事欠く。何回か前に紹介した駅前のおみやげ屋+喫茶店が、おみやげ屋+サンドイッチ屋だった頃は、ここの美味しい手作りサンドイッチを買ったものだが、今となってはそれも出来ない。時間が充分あればそば屋を始め駅のすぐ近くにも何軒か食事が出来る店があるのに。試しに駅前のスーパーに入ってみる。コンビニではなくあくまでもスーパーだから出来合いの弁当など売っていないが、僕らのような客のニーズがあるのだろう。おにぎりのパックが幾つか売られていた。僕らはそれとパンなどを買い込んで駅に戻った。これでお昼ご飯は何とかなった。
 旅はいよいよ帰路になる。窓辺で黄昏れる部長。
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 上片桐の駅が建て変わっている!でも、今回は降りて写真に撮る暇がない。久しぶりに見た駅はいつの間にか建て替えられて・・・。
 車窓から見えた風景。伊那田島駅の近くだ。小さなビニールハウスが建ち並び、それが太陽を反射してキラキラ光っている。これはブドウ畑で、多分ワインの原料だ。
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 車内でお昼タイム。局長が食べてるのが今回僕らのランチになったおにぎりパック。これはこれで旨かった。でも、駅そばと弁当食べたかったなぁ。
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2009/10/27

夏の大掃除13  飯田線の旅

 曲がった松を超えると、前方に見慣れた橋が見えてくる。写真中央に小さく写っているのが唐笠駅から見上げる大きな橋。約50分に及んだ船旅の終わりが近づいてくる。
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 と、左手にこんなのを発見!水面近くに飯田線の鉄橋がある。これで単行でも走ってくれば、水面にも映って絵になるのになぁ。これも舟に乗らないと撮れない。
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 唐笠駅の少し手前に終点港がある。舟の到着を知らせるために木の棒で船縁を叩くと、乾いた音が谷間に良く響きわたる。今では無線も携帯電話もあるのでこんな連絡手段は必要ないのだろうが、この静かな谷間ではこの音だけで充分伝わる。舟の到着に合わせ、港で爆竹を鳴らす。これが歓迎の合図なのだそうだ。
 舟は左岸に舳先を向けて接岸する。先ほどまで前方に見えていた橋が横に見える。
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 着岸した途端に、猫が乗り込んできた。この白いのともう一匹黒縞のやつだ。うろうろと舳先付近を探っている。鮎の塩焼きの残骸を探しているのだ。今回は1っ匹も捕れていないから、当然残骸もない。猫は当てが外れて眉間に青筋を立てている。この後、船頭がめちゃくちゃ引っかかれたのは言うまでもない。
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 次にせんべい目当てにアヒルが寄ってくる。すごい数のアヒルに詰め寄られる。
「せんべーくれ〜」「せんべーくれ〜」でも食べちゃったからないのだ。アヒルさん達も眉間に青筋たてている。舟で食べちゃったのでせんべいのなかった局長が丸呑みにされたのは言うまでもない。
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 楽しかった船旅が終わった。実に優雅でノンビリとリラックスした時間だった。秋の紅葉を見に来たいと思った。船着き場では小規模なお土産物店が営業している。僕は飯田名物のネギダレを500円で購入した。
 かつては舟の到着に合わせて必ず飯田線の便があり、それに乗って天竜峡に帰ったのだが、本数が激減した現在では、船便の半分はマイクロバスで天竜峡に帰る。僕らの乗った第2便がそれだった。
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2009/10/26

夏の大掃除12  飯田線の旅

 ライン下りはまだ続くのだった。
舳先の船頭さんは器用に舟を操り、魚が居そうなポイントで舟の向きを変えて固定する。すると今度は投網を投げて魚を捕る。これがライン下りの名物で、目当ての鮎以外にたまには鯉なんかも捕れるのだそうだ。鮎が捕れたら船上で塩焼きにしてくれる。足場の悪い舟の上で投網を打つのは熟練の技がいるそうだが、船頭さんは綺麗に網を広げる。魚が捕れるのを楽しみに船上の客が注目する中、網を上げるが・・何も捕れていない。この日はポイントを変えて3回投網を打ったが、結局何も捕れなかった。
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 そうこうしている内に、なんと豊橋方面行きの飯田線がやってきた。もう構図を決めてとか言う状況ではなく、とにかくシャッターを切る。本数が少ないから、舟から飯田線を、或いは列車から舟を見る機会はまれである。
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 魚が捕れなかったので、代わりと言っちゃぁなんだが、せんべいをくれた。船頭さんがかぶっている笠と同じ形のせんべいだ。部長に丁度良いサイズ。局長や息子は早速袋を開けてバクバク。食べきった頃にガイド嬢が、終点港のアヒルがこのせんべいが好物で、食べたがるから半分とっておいてくれと言う。あーっ、もう食っちゃったてーの。
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 川に係留された舟が見えてくる。こいつは売店船だ。船頭さんが舟を操り横付けする。すると、ひょいと飛び移り、船頭改め売店の売り子さんに早変わりだ。
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 見ての通り、缶ビール(350cc)が400円とは割高だが、この風景の中で、舟に揺られて飲む冷えた缶ビールの値段としては極めて妥当で、高いとは思わない。これに文句言うのは野暮ってモノだ。早速1本買って飲む。うまいっ!幸せな気分だ。これで鮎の塩焼きがあったら・・・
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 川岸に大きな鳥が・・真ん中のひときわでかいのがサギの仲間で、両端にいる黒いのがカワウ。こいつらが魚を食べちゃったので、捕れなかったのだ。カワウは下流から魚を求めて上流域まで進出してきた鳥で、川魚をやたらと食べちゃう害鳥だ。天竜川でもこいつの食害が問題になっている。それ以前に僕のビールの肴が大問題になっているのだ。
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 写真真ん中あたりに写っている横にひん曲がった松が、なかなか絵になるとして有名なのだそうだ。今回は夏の終わりで周りの山はまだ全体的にやる気満々に緑色なのだ。これはこれで目に鮮やかで気持ちが良いが、もう少し季節が進んで秋になれば紅葉が綺麗だそうだ。それもまた見たい。
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 あの松を超えればもうすぐ終点港だ。
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2009/10/20

夏の大掃除11  飯田線の旅

 左手首を負傷して固定中です。多少生活が不便で、キーパンチはかなり不便。普段起こらないミスタッチが発生します。軽い捻挫を放置した上に、痛いの堪えて腕立て伏せなどを繰り返したのが致命傷で靱帯を損傷しました。
 さて、本日埼京線を走っていた謎の試運転車両。車内はなにやら測定器などが載ってましたがこれはいったい何でしょう??携帯電話での撮影なので画質が悪いのはご愛敬。
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 さて、季節は秋でも旅のブログはまだ夏、ライン下りの始め。こんな感じで直接舟に乗り込んで、舟の上で靴を脱ぎ、椅子はないので船底板に直に座る。
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 先ほど上を歩いて渡った天竜峡のシンボル姑射橋。36水害の時はこの橋のすぐ下まで水嵩が増したそうだ。ダムが出来て以来、元々は海迄流れていた砂がダムでせき止められて川底に堆積(堆砂と言います)して川底が上がり洪水を起こしやすくなる。その上ここ天竜峡は固い岩盤が左右から川を挟み込み川幅が極端に狭くなっているので、大雨で増水した際に天然のダムになり水害を起こした。
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 現在の天竜川は、ここ天竜峡ではダムが出来てから水位が8メートルくらい上昇(つまり川底が上昇)したと記憶している。
 橋を越えて少し進むと、左岸にコンクリート製のホテルが見えてくる。橋から見たときは見下ろす位置関係だったが、川の上からは当然見上げる形になる。これが「竜峡亭」で、駅近傍で2軒営業しているホテルの安い方。安いと言っても僕ら庶民にとっては高嶺の花だ。これだけ土台が立派なら傾いたりはすまい。
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 その少し先の右側、崖の上にある建物が、もう1軒高い方の峡泉。かつては1泊が5〜6万円もしたのだが、営業方針を小さく転換して少しだけリーズナブルになった。それでも1泊3万円(1人)だ!!死ぬまでに一度は泊まりたい。
 今回僕らの他に、何組かの年配の方が同船だったが、その方々は昨晩ここに泊まったのだそうだ・・・・なんだかなぁ。
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 大きくそそり立った岩の龍角峯の下辺りだったろうか?この小舟が係留されている。鳥居があり神社として祀ってある。ガイドさんの話だと、舟でしかお参りできない神社で、縁結びに絶大な御利益があるという。独身の局長とあ〜る君は真剣にお参りする。
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 天竜峡の崖エリアを抜けて、視界が開け始めると飯田線の鉄橋が見えてくる。この状態で列車が写れば絵になるのだが、本数が極端に減っているので列車との出会いはない。前髪が茶髪のガイド嬢が軽妙な語り口でガイドをする。昨夜の赤門やの女将さんもそうだったが、この辺りの言葉、伊那弁とでも言うのだろうか?女性言葉は特に耳障りが優しくて気持ちが良い。
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 鉄橋をくぐる。このアングルは舟に乗らないと撮れないよ〜。
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2009/10/9

夏の大掃除10  飯田線の旅

 リンゴ足湯に入る前に、乗り合い舟なので一応乗船券を買っておく。料金は大人2,900円、子供は半額の1,450円だ。それこそ10年以上前に乗ったときは2,800円だった記憶があるので、ほとんど据え置き料金で営業努力中という事になるだろうか?観光船としては実に平均的な料金設定だと思う。乗船券と部長。部長は無賃乗船だ。
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 リンゴ足湯は、船下りで使っている和舟を半分くらいに切ったモノを湯船にして、船縁に座るためのベンチというか台を取り付けてある。まだ朝が早いので僕ら以外に客はいない。見ての通り青リンゴが何個か浮かんでいるが、さほどリンゴの香りはしない。
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 利用料金は一応「協力金」の名目で100円だ。入り口に料金箱があってそこに入れる。効能書きがあるので見てみると、湯温が少し低めだが足湯としては丁度良いだろう。ラドンの含有量?だろうか「8.50マッヘ/Kg」う〜む「マッヘ」って聞いたことない単位だ。温めの湯に浸かってると、しみじみ疲れが取れて心地よいのだ。
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 足湯にノンビリ浸かっても、まだ発船迄少し時間がある。そこで、遊歩道を少しだけ進み、竜峡園跡を見に行く。竜峡園はかつて崖の上にあった旅館だ。橋のたもとの遊歩道に分け入る。なんと足場が陸上競技のトラックのように舗装されて歩きやすい。地味なところだが、このような改良は良いことだ。少し進むと街頭に看板が残っていた。廃業して既に10年は経っているように思うが、懐かしい。
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 看板から少し進むと、現在「竜峡園展望台」と名付けられている所に宿があった。この金網の柵の向こうに平屋の本館があった。本館には1度だけ泊まった。
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 そして、この崖寄りの平らな部分に離れが3棟あった。どの離れも崖っぷちにあって、川方向に向かって傾いていた。付いた別名が傾きの宿。今だから話すが、離れの基礎は礎石の上に柱を載せただけの構造だった。平地にある神社などでよく見る、整形した石に柱を載せて上物を建てる工法だ。縁の下をのぞき込んで見ただけだから確かではない。実は見えないところでボルト止めしてあったかも知れないが、今となっては確認するすべはない。この離れには幾度となく泊まった。料金は7,000円で2食付き。食事は豪華に品数が多く、本館から順次運んでくる。まるで高級フランス料理である。鯉の洗いや鯉こくなどの信州料理がメインだったので、川魚が苦手な人は辛かったかも知れない。
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 ひとしきり見学したら、発船の時間が迫ったので船着き場に戻る。券売所脇の階段を下りて川縁にある船着き場に向かう。天気が良くて絶好の川遊び日和だ。
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 船着き場から見上げた天竜峡駅。119系が入線している。真ん中の大きな木はケヤキ。ここには天竜峡ホテルとホテルしぶきの2軒の鉄筋コンクリート製の大型ホテルがあった。現在どちらも取り壊し遊歩道として整備中だ。
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 さぁ、久しぶりのライン下りだ。
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