2009/4/24

09春の田切大掃除10  飯田線の旅

 春掃除シリーズ最終回!

 皮脂が無くなり、夜半の冷え込みで風邪をひいた局長を伴い、一晩の世話になった分校館を出る。その足で伊那市へ戻り、エビスホテル前でみやした君と亀さんを拾う。今回は掃除がないので、このまま帰路につくのだ。
 車両2台に分乗し、諏訪湖を目指す。目的地は諏訪湖畔の高台にある「かんぽの宿」だ。かんぽの宿と言えば、施設一括売買に疑問があるとかのごたごたで話題の施設だ。ここ諏訪湖畔のかんぽの宿は人気があってなかなか予約が取れないらしい。ここの温泉に立ち寄り入浴しようと言うのだ。
 施設は高台というより崖に近い急斜面上にある。その建物の更に上の方の階に温泉があるので、諏訪湖を高所から一望する絶景なのだ。立ち寄り温泉の入浴時間は10時からで、料金は500円。熱っぽくて具合の悪い局長は車両の中で居残りなのだ。僕らは本旅行間で三湯目の温泉だ。

 温泉を出てまだ少し時間が余っているので、諏訪湖畔の間欠泉を見に行く。間欠泉とは一定の時間をおいて噴水のように温泉が噴き上がる現象だ。諏訪湖畔の間欠泉は噴き上がる高さもあり有名だ。間欠泉一帯は公園として整備されているし駐車場もある。車両で移動し間欠泉に向かう。間欠泉駐車場のすぐ横にこの看板。

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 タケヤみその工場と直売所だ。ついでにおみやげを買うために、この売店を覗く。みそ屋の直営店だけあり、基本的にみそ関係の製品だけ商っている。味噌のプロが作った豚汁が1杯100円だった。これは実に旨かった。味噌ソフトなんてのもあり、亀さんやみやした君が食べていた。僕は蕗味噌を買い求めた。

 いよいよ間欠泉だ。かんぽの宿で噴出時間を聞いたら、○○時と○○時と・・と教えてくれた。しかし何で1時間間隔で5回?それも昼前から夕方に掛けて。更に夏場は夕方もう1回多く噴き上がるって?何??
「嘘くせーなー、定時にバルブ開けてんじゃないの?」なんて冗談言ってたら、これがまんざら冗談ではなかった。かつては今の3倍以上も高く自噴していたのに、今では人工的に噴出させているのだそうだ。だから定時にきっちり噴出する。但し高さは往年の3分の1程度だ。

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 係りのおっさんがバルブ開けてるわけじゃないが、機械的に噴出させている現在の間欠泉。それでもまあ、結構迫力あって面白い。

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 これがほぼ最大高さ。かつては後ろにある建物の3倍以上も噴き上がっていたのだ。
今にして思うと、自噴していた時期に一度見ておきたかった。何度も何度も諏訪湖畔を通過していたのに・・・。

 これで今回の旅は終わり。風邪で全く元気のない局長を乗せて中央道を関東方面に帰る。温泉に良く入って、地元の味を堪能し、駅を綺麗にして、実によい旅でした。
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2009/4/23

連ドラ  その他

 ・・大掃除シリーズ中休み・・

 観光が盛り上がるというか、観光協会が狂喜乱舞するというか、NHKの大河ドラマと朝の連続ドラマは、TV斜陽と言われつつ未だに確乎たる影響力を持ってるようだ。
 で、朝の連ドラが3月末から埼玉県が舞台の話に変わった。一応ロケ地は埼玉の郊外広域に及んでいるのだが、メインは主人公の実家に設定されている川越だ。西武線の本川越駅の方に広がる商業地の一角が「蔵造りの街」で有名な地区で、その中の実在の和菓子屋「亀屋」が実家としてロケに使われている。
 てな訳で、東武東上線に連ドラのラッピング車が走っていた。
本川越駅のホームに並んだ2編成。左の頭が丸っこいのが地下鉄有楽町線の最新型10000系。右の四角いのは東上線の50000系かな?詳しくは例によって何でも知ってるみやした君にお願いしよう。

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 こんな風に、車体側面は全面ラッピング広告に包まれている。確かに、都心から川越への観光客が増えれば、土日休日の大幅な増収が期待できるだろうな。

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 連ドラは半年交代だから、多分夏までの限定ですね。写真に撮るなら今の内です。
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2009/4/22

09春の田切大掃除9  飯田線の旅

 前回の記事で「高遠まで送迎があるようだ」と書いたが、改めて調べると何処にも記載されてないなぁ。確かどこかの予約サイトで見た記憶があったんだけど・・・。そうなると、自前の指導手段がない人は、高遠からタクシーで行くか、或いは恐らく運行されているコミニティーバスで行くしか無いです。

 分校館は、高遠の更に山奥にある。僕らが行った時期はまだ春浅く、もの凄く寒かった。夜半には外気温は氷点下になっていたと記憶している。寝泊まりする部屋や食事をした囲炉裏端は暖かく暖房されていたが、廊下や共用部屋は暖房されていなかった。窓なんて当然古い分校のことだから、二重ガラスの断熱構造なんて無いからほぼ外気温に等しい室内温だ。これは寒い。

 しこたま晩ご飯を食べた後で風呂に入った。風呂自体は大変熱い湯で芯から暖まった。しかし、3回目の入浴で皮脂がすっかり無くなってしまった宇宙局長は、この冷たい気温に対抗するすべもなく、体調を崩してしまったようだ。俗に昔から「風呂に入って死んだ奴はいても、入らなくて死んだ奴はいない!」と言われているが、まさに、その「入りすぎて死んだ」状況を具現してしまったわけだ。

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 一夜明けて、晩ご飯を食べた囲炉裏はこんな感じ。囲炉裏端で部長が何か考えているようだが、多分朝飯の事だろう。

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 朝ご飯は純和風の囲炉裏部屋から一転、洋風のテーブルで食べる。内容は前の日の内にパン食か和食かを選んでお姉さんに頼んでおく。僕らはパンを希望した。パンは宿で自前で焼いている。朝から香ばしいパンの焼けるいい匂いが分校内に漂っていた。生野菜にハムエッグ、ジャムにヨーグルト。僕らにしては、もの凄く健康的な朝食である。

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 食堂にはクラシックが流れる。アナログレコードを真空管アンプで増幅した音だ。食後はゆっくりコーヒーを飲んで余韻を楽しむ。当然何も残らないのだ。

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 良い時間を過ごした分校での一泊であった。
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2009/4/21

09春の田切大掃除8  飯田線の旅

 駅の大掃除も終わり、今宵の宿に移動する。田切から伊那市のエビスホテル前まで亀さんとみやした君を乗せて移動し、その後僕らは高遠を目指して山に分け入る。
高遠(たかとお)はご存じの通り、城跡と饅頭が特に有名な場所で、伊那市駅から路線バスが運行されている。城跡は桜の名所だが、ここに咲くのはコヒガンザクラで一般的なソメイヨシノとは開花時期がずれて、例年GW前後に満開になる。僕らが行ったときは当然まだ咲いていなかったが、今年は開花時期が早くGWを前にして18日に局長が行ったときに既に散り始めちゃってるようだ。大型観光バスで乗り付ける団体ツアー客が多い場所だから旅行会社は大変だな。

 お宿は高遠の中心街を過ぎ、城立ち寄り温泉さくらの湯も通り過ぎ、山間の道を杖突峠に少し進んだ先を、これでいいのか?と不安になるようなほっそい山道に分け入ったかなり先にある。2度目の来訪となる「分校館」かつての分校の建物を宿屋に再生したもの。ここもダムによる水没と林業の衰退で過疎化した村の忘れ形見だ。谷間にある1軒宿で、携帯電話は全く圏外だ。今回の予約は局長が直接電話でつけてくれた、実はインターネットの予約表では「満室」になっていたのだ。ネット万能ではないって事の証明だな。

 入り口は分校時代の正面玄関。部長が筆記机でくつろいでいる。

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 玄関すぐ横の共用スペースになっている部屋。一応TVがある。電話は駄目でもTV電波は大丈夫なのか?せっかくこんな長閑なところに来たのだから、あえてTVをつけるような無粋な真似はしない。この部屋にはネットに繋がったPCの端末もあり、局長はそこから掲示板に書き込みをした。そのくらいの事は良いだろう。

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 夕食は恒例のいろりのある大きな部屋。部屋は大きいが薪ストーブが焚かれ大変暖かい。薪の焼ける匂いと炭の焼ける香ばしさが大変心地よい。当然静寂を壊すような無粋なカラオケやTVなど無いのだ。

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 このお宿はとにかく、お料理が多い。僕にとっては大変美味しいが、旨い不味いは主観によるのであえて断言すまい。但し、山間部の旅館の料理ですから、野趣溢れると言うか、田舎臭い料理だから、その手の和食が嫌いな人は困るだろうな。
 イワナだろうかヤマメだろうか川魚の塩焼き。天ぷらはふきのとうが入っていた。さすがに春先だ。でっかい茶碗蒸しに、ホイル焼きになった肉とキノコ、信州名物馬刺、お鍋一杯の猪鍋、これまた信州名物おそば・・でっかいおひつに並々入った雑穀ご飯。局長はどうやら雑穀が嫌いで銀しゃりが良いと宣うが、なかなかどうして、現在では雑穀の方が単なる米より高級品なのだ。
 しかも、旨い酒を飲もうと言うことで、更に馬刺を3人前も追加注文していたのだ。普通に夕食に馬刺が1人前ずつ付く他にである。それを大皿に盛って出してもらったら、都会の居酒屋ならゆうに8人前はありそうな量である。

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 これを男4人(と言ってもその中の一人は子供だが)で全部食べちゃうのだ。まさか宿のお姉さんも、あの大盛りご飯まで全部食べちゃうとは思ってもいなかったろうが、出された物は全部食べる主義だし、何しろ美味しいので残るはずもないのだ。副部長息子はジュースを飲みつつ好物の馬刺をバクバク食べる。ほっといたらこ奴一人で大量の馬刺を全部食べちゃいそうな勢いだ。僕らは辛口の日本酒を冷やで飲み、ついでにビールも飲んで上機嫌だ。僕らの他に客はなく、宿の周囲からは何の音も聞こえない。薪ストーブの薪が時折パチパチはぜる音がするだけだ。何と贅沢な夕食タイムだろう。
 すご〜くノンビリと夕食を楽しんだと思ったが、まだ夜の8時だった。

 夕食の後に宿のお風呂に入る。温泉ではないが薪で沸かした湯で、大きなお風呂だ。
本日3回目の入浴になるが、これが後に、局長の身にとんだ災厄を招くのであった。

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 ここはホントに時間がゆっくり流れるような感じの宿です。都会の生活に疲れた心を休めるのには持ってこい。「分校館」で検索すれば出てくるので、宿に直接電話で予約しよう。飯田線で伊那市駅、そこからバスで高遠まで行けば、高遠までは迎えに来てくれるようだ。
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2009/4/13

09春の田切大掃除7  飯田線の旅

 田切駅の掃除は、かつて「究極超人あ〜る」のビデオが出た時に全国から集まったファン(当時「巡礼」という言葉はなかった)が思わず駅舎に書いた落書きが余りに酷かったので、同じファンとして、それを綺麗にするために始めたのだ。その木造の待合いも不燃化のために新建材で立て替えられ、駅の周りも大分変わった。小松屋も下村酒店も閉店した。現在駅を汚しているのは来訪したファンの落書きではなく、地元利用者のゴミとたばことガムだ。こんな状況で「我々が掃除をする理由があるのか」と言う声は幾度となく出て、そのたびに考えさせられる。この記事を読んでいる皆様はどう感じるだろうか?

 駅下の便所。ホーム上からこれが見えるのは冬から春先のこの時期まで。この先は草木の葉が茂り見えなくなる。

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 待合い下の土手に大きなカエルが・・カエルじゃなくさぶちゃんだ。こんなふうに春には水仙が黄色や白の可憐な花を咲かせる。土手は急斜面だから、雪が降る冬は危なくて入り込めない。

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 白い顔のワンマン運転車両313系。飯田線北部でもすっかりお馴染みの顔になった。いずれ119系を一掃してしまうのだろうか?

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 待合いすぐ横の電柱。フレアはスノークロスフィルターによるもの。このように点光源は綺麗に広がる。

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 1時間ほどで駅は大変綺麗になった。ここで参加者一行は解散。日帰りで帰る者、伊那市に泊まる者、そして僕らは高遠の山奥の旅館に泊まる。
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