2006/3/1

旅の食18  飯田線の旅

 高遠の桜&まんじゅう。
 高遠は伊那市からバスの路線が出ている。本数も多く、春先以外の時期には比較的容易に行くことができる。春先はと言うと、桜が開花すると観光客がマイカーや大型バスで、どっと乗り付けるので驚異的渋滞になり、「気軽に移動」と言った状況でなくなる。鳥坂の言葉で「高遠は城跡とまんじゅうしかない!」とあるが、実際確かに桜の時期を外すと、城跡とまんじゅうと、最近流行の立ち寄り温泉が1カ所あるだけで、山に囲まれた実にのどかな田舎町だ。歴史的には江戸時代の大奥スキャンダル事件である「絵島事件」の張本人である奥女中の絵島が幽閉された地として有名で、その関係の史跡も残っている。城跡自体は空堀の跡や築堤というか地べただけの史跡で、幾つかの復元された小さな建物があるだけの質素なものだ。現在観光資源となっている桜は、明治8年に植えられたもので、当然城が現役だった頃にはなかった。ちなみに品種はコヒガンザクラだ。

 高遠まんじゅうは、2種類あって、まんじゅうの上(表?)に亀の模様が焼き付けてあるのと、桜の花のマークが焼き付けてあるもので、両者とも大きさや色具合、中身のあんこは同じようなもので、食べ比べたが明確な違いは感じなかった。まあ、普通に旨いまんじゅうの味だろう。伊那市駅のキヨスクでは桜マークのみが売られているが、少し離れたバスターミナルには亀さんマークが売られているので、まんじゅうだけが目的なら何も高遠まで足を伸ばさなくても、伊那市駅近傍で両方揃えることが可能だ。甘いものが好きな人は、食べ比べてみるのも楽しいだろう。

 ところで高遠ではそばを食べさせる店が多い。信州なのだから当然と言えば当然だが、、どの店も看板メニューは「そば」のようだ。高遠のバスターミナル・・伊那市からのバスの終点が、結構大きなターミナルになっていて、待合室がある。・・には以前は「駅そば屋」があった。バスを運行しているのがJRバスで、詳しくは知らないが、JRのバス停も規則上は駅の1種になるらしい。だからこのバスターミナルはJRバス高遠駅と呼ばれている。従ってそば屋も「駅そば」と言うことになるのだ。普通に立ち食いの駅そば屋だったか、この前のぞいたらつぶれて跡形もなくなっていた。
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