2005/12/31

伊那谷の食14  飯田線の旅

 いよいよ大晦日の夜、諸兄はいかがお過ごしだろう?
当然大晦日と言えば「年越しそば」と言うことになるのだが、関西の方などは、そばではなくうどんを食べたりするのだろうか?細長い物ならいいと言うなら、伊那ではロー麺を年越しで食べたりするのだろうか??

 で、いよいよこのシリーズも佳境で、伊那市名物「ロー麺」である。何しろ歯に衣着せぬこのシリーズだから、そうりゃあ凄いでっせ。

 最近その土地土地でのみ食べられていた、独特な味付けのラーメンがメジャーになったりしている。これも情報革命だろうか。ネットの普及で画面上の情報に関してはかなりボーダーレスになったように思う。だから、本来なら極めて狭いエリアだけで食されていた物が、広く知られるようになった。ロー麺も、かなり大雑把な言い方をすれば、御当地ラーメンの一種というか亜種に分類できると、僕は密かに思っている。
 伊那市駅と伊那北駅との中間くらいにある中華料理屋の「萬里」がロー麺発祥の地だそうだ。伊那市エリアではそれなりに昔から食べられていたようで、昨日今日あたり町興しの為に、無理矢理こじつけて流行らそうとしている何処ぞの○○(お好きな何かを入れるように・・例・裾野市の餃子)とは大きく違う。その点は素直に評価できると思う。
 初めて食べた時の素直な感想は、「何か毛色の変わった(魚介類の入ってない)チャンポンみたいだな〜」だった。
 少し深めの皿に盛られているのもそれっぽかった。麺は太めのモサモサした感じで、これもチャンポンのようだと感じた。キャベツと肉・・肉はマトン・・を一緒に炒めて、少し甘めのスープで味付けしてある。その水気加減もチャンポンそれだった。
 とにかく焼きそば風の味付けのチャンポンぽい麺を想像すると、ほぼ間違いないと思う。

 と思うと、それだけで済まないのが奥の深いところで、別の店で食べると全くとまでは言わないまでも、かなり違う物が出てくる。同じロー麺なのに。それは伊那市駅のすぐ近くにある「うしお」で、こちらのロー麺は麺も萬里より細く、汁気も格段に少ない。どちらかというとチャンポンではなく、焼きそばにより近い。
 両者には「ロー麺」という名前以外には、さほど類似点がないように思う。と言ったところで、次回元日に続く。

 さて、このページの「スポンサードリンク」にいきなりタヒボジャパンが設定されていたのに気が付きました??この会社が日本で唯一のタヒボの正規輸入代理店です。文中の単語をすかさずチェックしているのか?何にしても凄いものだ。
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2005/12/30

伊那谷の食13  飯田線の旅

 またパンの話。
もうだいぶ前に閉店してしまったのだが、天竜峡の駅前にお土産屋が何軒か並んでいる中にパン屋があった。パン屋と言っても、お土産もあわせて売っている店だった。その店では恐らくパンを自前で焼いてはいなかったように思うが、サンドイッチを自家製と銘打って売っていた。天竜峡に着くといつもこの店に行ってサンドイッチを買っていたのだが、午後の少し遅い時間にはもう売り切れてしまっていることが多かった。駅そばばかり食べていた舌に、手作りサンドイッチがことさら美味しかった。

 最近天竜峡は大きなホテルの閉館を筆頭に、キヨスクの撤退、お土産屋の閉店など、寂しい話題ばかりだ。この天竜峡の観光地盤沈下は何故起きているかというと、駐車場がないからだ。駅周辺に大型バスが停まれる駐車場がない。最近主流の大型バスツアーの客が、船下りかリンゴ狩りだけして、駐車スペースが充分ある近くの昼神温泉に行ってしまうのだ。
 鉄道から大型観光バスにシフトできなかった観光地の末路だろうか?僕はそう思わない、だってすぐお隣の駅、川路の駅前には広大な空き地があるじゃないか。なんでそれをパーク&ライドの駐車場に有効活用しないのだろう。天竜峡までは僅かに一駅、歩いても行けるような近距離だが、ここにシャトル便の列車(単行・・1両運行でもいい)を走らせれば、昼神に行ってしまった観光客をまるまる取り込めはしないだろうか?何せ天竜峡の観光施設はせこい。やっと駅の奥にある橋の向こうに出来たお土産屋を併設した駐車スペースも、ただ入るだけで駐車料を取る。これがはちょっと天竜峡を見ようと寄った奇特なマイカー客をみすみす立ち去らせているのに気が付いていないのだろうか??JR当局も観光協会も自治体も、全部ひっくるめて意識改革が必要だ!僕らにいい旅を提供しなさい。

 ちなみに、駅前のおみやげ物屋の中程の路地を奥に進むと、赤提灯が下がった店がある。名前を「平和軒」と言う。この店一軒スナック風だが、昼間は食事が出来る、しかもロー麺がメニューにある。僕の知る限り飯田線最南端のロー麺が食べられる店です。(豊橋あたりの繁華街に出ればあるかも知れないが)
 
 昨日に引き続き、しつこく再録。
このページの中央より下左にあるカウンターの総アクセス数が、ちょうど1000になった人にタヒボベビーダ1缶プレゼントします。
 リンク集の光画部に飛んで、掲示板に書き込んでください。
但し定形外郵便で送る為に、後ほど送り先の住所は教えてもらわないとなりません。その点了承できる方のみ。あくまでも観賞用なので飲むのは自己責任で、病気になっても責任一切取りません。
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2005/12/29

伊那谷の食12  飯田線の旅

 伊那谷の食と言うか、JR東海の食という感じになるが、かつて駅の自販機で売っていた缶ジュースの自社ブランド「Lini」について。
 今はなくなってしまったが、JR東海に「Lini」と言う名の缶ジュースの自社ブランドがあり、駅構内の自販機には必ず入っていた。希薄な記憶を穿り返すと、コーヒー・ウーロン茶・緑茶・プーアール茶等があったように思う。JR東海のエリアには静岡県がでーんと控えており、静岡と言えば当然お茶と言うことだろうか。お茶のラインナップが豊富なのも頷ける。
 あ〜るのOVAに出てきた「タヒボベビーダ」もLiniの製品の一つだ。タヒボはアマゾン原産の樹木で、その樹皮をお茶のように乾燥させて煎じた物が「タヒボ茶」である。つまりタヒボベビーダもお茶製品なのだった。実はこのタヒボ茶は、大変高価な物で、(確か100グラム2万円だったような気がする)本来100円の缶ジュース等になるようなものではない。で、製品のタヒボベビーダは、タヒボ成分を極薄ーく入れて、タヒボとは無関係の香料で味と香りを水増しした物だった。この味付けに関してはコンシューマーのアンケートによる結果だと言うが、その対象は若年女性だったようだ。いい加減にせいよ!アンケートに答えた若い女性ども!!香水じゃないんだから、お茶にあの香りはないだろう!!
 本来のタヒボ茶は香ばしくて旨いのに、あれではせっかくの味が台無しだ。当然売れなかったようで、販売期間数年の短命で消えて無くなった。
タヒボが消えた後に出たのがプーアール茶だった。ポスターを作り駅構内にべたべた張り、大宣伝をした物の、やはり売れなくて短期間で消えて無くなった。味は何か埃っぽく、茶の味のしない、汁粉をズーとほっておいて、成分のほとんどが沈んだ後に、上澄みだけをそーっとすくって飲んだ味と言えばイメージしやすいだろうか。
 どちらも大変健康によいと言うのが売りだったようだ。

 さて、とある事情で、僕はタヒボベビーダをまだ持っている。10年以上前に賞味期限が切れているから観賞用だが、保存状況は極めてよいので缶に腐食などはない。実は昨年だったか一昨年だったか飲んでみたが全く問題はなかった。
 カウンタの上がりも順調で、まあ、1度来て2度と来ない人も多いんだが、このページの中央より下左にあるカウンターの総アクセス数が、ちょうど1000になった人にタヒボベビーダ1缶プレゼントします。
 リンク集の光画部に飛んで、掲示板に書き込んでください。
但し定形外郵便で送る為に、後ほど送り先の住所は教えてもらわないとなりません。その点了承できる方のみ。あくまでも観賞用なので飲むのは自己責任で、病気になっても責任一切取りません。
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2005/12/29

伊那谷の食11  飯田線の旅

 いよいよ年末、年越しそばではないが、駅そばの話。
飯田線では、南部の壷屋と、北部の伊那谷弁当の2社が幾つかの駅で駅そば屋をやっている。当然駅が(店舗が)変わっても、営業している会社が同じなら基本的に味の傾向は同じはずだが・・以前線内全てのそば屋のそばを2日間で食べ比べた事があるが、厳密には麺のゆで方や、汁の配合具合などに微妙な違いがあり、微妙に味が変わる。しかし。基本的には同じそばや具材、汁を使っているから、味の傾向は同じだ。
 ただし、壷屋と伊那谷弁当では経営母体が違うから味がだいぶ違う。まず麺が、前者は蒸し麺、後者がフリーズドライ麺だ。
 麺は大きく分けて、
1.生麺・・・・・・・打ち立ての麺。そば屋とかででるやつ。
2.蒸し麺・・・・・・一般的なスーパーなどで売っている袋入りの麺。
3.乾麺・・・・・・・ちゃんとゆでると意外と旨いが、時間がかかる。
4.フリーズドライ麺・保存容易、加熱容易、独特の食感がある。
の4種類だろうか。
 それぞれの長短があるが、駅そばで使うなら蒸し麺かフリーズドライ麺になるだろう。生麺は保存が利かなくて高いし、乾麺はゆでるのに時間がかかりすぎる。中にはフリーズドライ麺の、あの少しゴムっぽい堅い食感が嫌いな人もいるだろうから、旨い不味いは、全く個人の好みによるところだ。僕はフリーズドライ麺もけっこう好きで旨いと思う。
 壷屋に麺を納めているのは、現地の製麺業者「志賀製麺」だ。実はこの志賀製麺、だいぶ以前に勤務していた場所の直上上司の実家だった。ここから先はインサイダー情報だが、志賀製麺ではうどん(きしめん含む)とそばの両方を製造しているが、どちらかというとうどんに力を入れているのだそうだ(そばを手抜きで作っているという意味ではない)だから、壷屋でそばを食べる時は、実はうどんを食べるのが事情通だったりする。
 
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2005/12/27

伊那谷の食10  飯田線の旅

 このシリーズも10回目だ。宇宙局長がロー麺はまだか!と催促しているが、催促に乗っかるのは少し悔しいので、もう少し引っ張ろうかと考えている。
 で、今夜はだいぶ南部地域の話になるのだが、かつて平岡駅のキヨスクで売っていた鎌倉製パンの「玄米パン」について。
 今の平岡駅は、立派な駅に建て替えられて、食堂やら温泉やら実に立派な施設が併設された駅に生まれ変わったが、かつては木造平屋の駅だった。ただし、JR職員用の宿泊施設があって、広い構内に列車を留置して夜越していた。まあ、これは今でもやっているようだが。
 現在駐車場になっているあたりに、バスターミナルがあって、165系の先頭車を改造して喫茶&スナック営業していた。その木造駅舎の待合いにあったキヨスクで、鎌倉製パン・・現地平岡の製パン店だが、なぜか名前は鎌倉・・・のパンを何種類か売っていた。普通のあんパンやクリームパンなんかもあったが、中でも異彩を放っていたのが「玄米パン」だった。
名前が名前だから、主原料は玄米なんだろう。小降りの(バターロールくらいのサイズ)黄色っぽいパンが一袋に5個ほど入って売っていた。値段は忘れてしまったが、僕が買っていたぐらいだから安かったように記憶している。味は発酵が足りない蒸しパンのような感じで、もっちり詰まった硬めの生地だった。かるかん饅頭の皮の密度を3倍にしたような感じだった。
 しかも一口に玄米パンと言っても、実は2種類あって、パンがレモン型の方は中にあんこが入っている。で、丸くて平べったい方は何も入っていない、つまり生地だけだ。どちらも同じ値段だったように覚えている。
 通は、あえてアン無しの生地だけのパンを買って食べたものだった。なにしろ水気の少ない、密度の高い、蒸しパンである。食べると口の中の水分が吸収され、ぼそぼそになる。ジュースなど何かの水分がないと、初心者には飲み込むのが極めて困難なのだ。
 あー、思い出したら食べたくなった。
今でも平岡のキヨスクで売っているのだろうか??
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