2016/9/21 0:47
研いでいたら・・・ 木工道具
2015/10/20 21:52
黒染め 木工道具
4年前に購入して、グミの柄をすげて使い続け、いまでももちろん重宝しておりますダルマ玄能。
購入したときから、黒塗装が安っぽくて嫌でした。
何とかしたいと思いながら数年。
なかなか実行に移せずでしたが、今日塗装剥がしと黒染めをやりました。

ホームセンターで購入した塗装剥がし液(緑のドロッとした液体)を塗ってみたら・・・
あっという間に塗装が溶けてキクラゲみたいに浮き上がってきましたよ。
すごいわ剥がし液。

ヘラやウェスで拭い取り、現れた地金。
いかにも機械で削ったような表面。

このままでは黒染め液を塗っても染まってくれません。
#240のペーパーを当てて、下地処理してから黒染め液を塗ると・・・

染まってくれました。
容器に入れて、マスキングして漬け込むのをネットで見かけましたが、鉋屋さんに聞いたら実演しながら教えてくれました。
普通の筆で塗るだけで十分でした。
ただし、黒染めされた被膜は、鉄の表面を保護するほどの強度はないので、剥がれや錆が付くことはあるそうです。
保護クリアを塗るか、油を塗っておくのが良いようです。
ついでに、いただいた赤錆びた釘締めも錆を取り、黒染めしました。

これでスッキリ使えます。(^o^)
1
購入したときから、黒塗装が安っぽくて嫌でした。
何とかしたいと思いながら数年。
なかなか実行に移せずでしたが、今日塗装剥がしと黒染めをやりました。

ホームセンターで購入した塗装剥がし液(緑のドロッとした液体)を塗ってみたら・・・
あっという間に塗装が溶けてキクラゲみたいに浮き上がってきましたよ。
すごいわ剥がし液。

ヘラやウェスで拭い取り、現れた地金。
いかにも機械で削ったような表面。

このままでは黒染め液を塗っても染まってくれません。
#240のペーパーを当てて、下地処理してから黒染め液を塗ると・・・

染まってくれました。
容器に入れて、マスキングして漬け込むのをネットで見かけましたが、鉋屋さんに聞いたら実演しながら教えてくれました。
普通の筆で塗るだけで十分でした。
ただし、黒染めされた被膜は、鉄の表面を保護するほどの強度はないので、剥がれや錆が付くことはあるそうです。
保護クリアを塗るか、油を塗っておくのが良いようです。
ついでに、いただいた赤錆びた釘締めも錆を取り、黒染めしました。


これでスッキリ使えます。(^o^)

2015/1/29 22:24
鉋台打ち直し 木工道具
鉋の台を打ち直ししてもらいました。
やっぱきれいなのは気持ちイイ。
これからどんどん使っていきます。
自分で買った鉋は中央だけで、他はいただき物です。
左の物は玉鋼の印が押してあり、削り味も悪くなかった。
しかしベタ裏になっていたので、鉋屋さんに裏スキしてもらいました。
中央は木工の訓練校で支給された物。
台が狂いやすかったので、いい加減シビレをきらして打ち直ししてもらいました。
右は前に勤めていた所のガラクタ箱に入っていた物で、刃は錆々、台も黒くなっていた(水に浸かった形跡あり)ので、放っておいても朽ちるだけなので、いただいちゃいました。
0
やっぱきれいなのは気持ちイイ。
これからどんどん使っていきます。
自分で買った鉋は中央だけで、他はいただき物です。
左の物は玉鋼の印が押してあり、削り味も悪くなかった。
しかしベタ裏になっていたので、鉋屋さんに裏スキしてもらいました。
中央は木工の訓練校で支給された物。
台が狂いやすかったので、いい加減シビレをきらして打ち直ししてもらいました。
右は前に勤めていた所のガラクタ箱に入っていた物で、刃は錆々、台も黒くなっていた(水に浸かった形跡あり)ので、放っておいても朽ちるだけなので、いただいちゃいました。


2015/1/16 12:33
真鍮頭の金槌 2 木工道具
木と違い、金属は硬い。
削ったり、穴をあけたりするのもひと苦労です。
柄をすげる穴を角穴に仕上げるため、地道にヤスリで削ります。
金属粉は丁寧に掃除します。
でないと、木工作業している時に木材に金属粉が食い込むと、鉋の刃を痛めたりします。
できたら、金工と木工は違う場所でやりたいですね。


角穴の整形が済み、外側もヤスリで整え、頭が完成。
金色に輝いてきれいです。

白樫の棒材から柄を作ります。
鉋で自分の手に合う形に削っていきます。
画面には平鉋が写っていますが、持ち手の所は南京鉋を使っています。

0
削ったり、穴をあけたりするのもひと苦労です。
柄をすげる穴を角穴に仕上げるため、地道にヤスリで削ります。
金属粉は丁寧に掃除します。
でないと、木工作業している時に木材に金属粉が食い込むと、鉋の刃を痛めたりします。
できたら、金工と木工は違う場所でやりたいですね。


角穴の整形が済み、外側もヤスリで整え、頭が完成。
金色に輝いてきれいです。

白樫の棒材から柄を作ります。
鉋で自分の手に合う形に削っていきます。
画面には平鉋が写っていますが、持ち手の所は南京鉋を使っています。


2014/12/27 21:46
真鍮頭の金槌 木工道具
鉋の刃の出し入れに使う、金槌の製作です。
鉄の金槌ですと、鉋の穂がつぶれてしまいますし、木槌だと大き過ぎる。
穂を痛めにくい銅の金槌も売ってはいるのですが、真鍮の金槌が良いのではないか?という知り合いの話から、自分も作りたくなりまして。
真鍮のカタマリを分けていただいので、作る事にしました。
円柱のカタマリを半分にカット。
もちろん金のこで手作業です。

この後、けがいてから金のことヤスリで角柱にしていきます。
地道な作業です・・・

面を取って頭の形に整形。
柄をすげるための角穴をけがきます。

ボール盤を使って、下穴開け。
この時は気が付かなかったのですが、角穴は、もっと小さくても良かった・・・

続く・・・
0
鉄の金槌ですと、鉋の穂がつぶれてしまいますし、木槌だと大き過ぎる。
穂を痛めにくい銅の金槌も売ってはいるのですが、真鍮の金槌が良いのではないか?という知り合いの話から、自分も作りたくなりまして。
真鍮のカタマリを分けていただいので、作る事にしました。
円柱のカタマリを半分にカット。
もちろん金のこで手作業です。

この後、けがいてから金のことヤスリで角柱にしていきます。
地道な作業です・・・

面を取って頭の形に整形。
柄をすげるための角穴をけがきます。

ボール盤を使って、下穴開け。
この時は気が付かなかったのですが、角穴は、もっと小さくても良かった・・・

続く・・・

2014/12/23 19:16
毛引きの刃研ぎ 木工道具
木工では必需品の、筋毛引きですが、これも一応刃物ですので、時々研いであげないとシャープな線が引けません。

ところが、これがとても小さい刃物なので、指先だけで保持して研ぐのはちょっと大変。

以前に、ある刃物屋さんに行ったときに、毛引きの話になって、刃研ぎの事を聞いたのですね。
そうしたら、店主さんが引き出しからこんな物を出してきまして・・・

すでに写真には刃がセットしてありますが・・・
小さい刃を保持するための道具です。
半ばデッドストックみたいな感じで、長らく置いてあったようです。
木工をされる方は、ほとんどの方が保持する道具を自作しておられますが、私はこんな物があるというのが面白くて、つい買ってしまいました。(笑)
確かに保持はしやすくなります。
今日は久しぶりに活用しました。
1

ところが、これがとても小さい刃物なので、指先だけで保持して研ぐのはちょっと大変。

以前に、ある刃物屋さんに行ったときに、毛引きの話になって、刃研ぎの事を聞いたのですね。
そうしたら、店主さんが引き出しからこんな物を出してきまして・・・

すでに写真には刃がセットしてありますが・・・
小さい刃を保持するための道具です。
半ばデッドストックみたいな感じで、長らく置いてあったようです。
木工をされる方は、ほとんどの方が保持する道具を自作しておられますが、私はこんな物があるというのが面白くて、つい買ってしまいました。(笑)
確かに保持はしやすくなります。
今日は久しぶりに活用しました。


2014/12/22 13:51
サクラの枝の油壺 木工道具
刃物を研いだ後には、錆を防ぐ目的で、椿油を塗っておきます。
ちょっと前に前になるのですが、刃物に油を塗るための油壺という道具を作りました。
材料は何でも良いと思います。
よく、竹で作っているのをみかけますね。
友達から、街路樹の桜の枝打ち材をいただいたのがあったので、それを使いました。
いきなり角材になった物からアップしましたが、もちろん初めは枝そのままでした。

角型と丸型の二つ作りました。
丸型に関しては、旋盤が無いので、鉋で外周を削って仕上げました。

このままだと、油が染み出てきてしまうので、目止め効果の高いカシューを使ってみました。
色はクリアを選んでみました。
カシューは乾燥するのに時間がかかるので、あわてずじっくり待ちます。

今回は塗装→乾燥→ペーパーがけの順に5回ほど繰り返して重ね塗りしました。
塗膜に厚みがあるほうが目止め効果も高いし、カシュー独特の艶が出て良いのではないか?と思ったからです。
光の具合でかなり濃い色に見えていますが、実際はもっと薄い色です。
写真奥のカタマリは天然砥石です。
砥面以外の面は防水のために塗っておきます。
冬季などは内部に染み込んだ水分が凍ると、膨張して割れてしまう事があるそうなので、それを防ぐためです。
補強に和紙を巻いてからカシューなり漆を塗ると良いそうです。
天然砥石の扱いは慎重に。

話が逸れましたが・・・
こうして、油壺が完成です。
木綿布の帯を巻いた物を、中に入れて塗布綿にしています。
とても重宝しています。

1
ちょっと前に前になるのですが、刃物に油を塗るための油壺という道具を作りました。
材料は何でも良いと思います。
よく、竹で作っているのをみかけますね。
友達から、街路樹の桜の枝打ち材をいただいたのがあったので、それを使いました。
いきなり角材になった物からアップしましたが、もちろん初めは枝そのままでした。

角型と丸型の二つ作りました。
丸型に関しては、旋盤が無いので、鉋で外周を削って仕上げました。

このままだと、油が染み出てきてしまうので、目止め効果の高いカシューを使ってみました。
色はクリアを選んでみました。
カシューは乾燥するのに時間がかかるので、あわてずじっくり待ちます。

今回は塗装→乾燥→ペーパーがけの順に5回ほど繰り返して重ね塗りしました。
塗膜に厚みがあるほうが目止め効果も高いし、カシュー独特の艶が出て良いのではないか?と思ったからです。
光の具合でかなり濃い色に見えていますが、実際はもっと薄い色です。
写真奥のカタマリは天然砥石です。
砥面以外の面は防水のために塗っておきます。
冬季などは内部に染み込んだ水分が凍ると、膨張して割れてしまう事があるそうなので、それを防ぐためです。
補強に和紙を巻いてからカシューなり漆を塗ると良いそうです。
天然砥石の扱いは慎重に。

話が逸れましたが・・・
こうして、油壺が完成です。
木綿布の帯を巻いた物を、中に入れて塗布綿にしています。
とても重宝しています。


