2018/11/23  20:54

大阪の中之島図書館にて  オルガン

紅葉も進み、丹波はとうとう零下に入る季節になりました。
大阪の中之島図書館で開催された、イタリア古楽の演奏会に立ち会いまして、その際にプロデューサーである、北夙川氏の計らいで、ポルタティフが特別に紹介されました。
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チェンバロ奏者の澤さんが、搬入時とリハの合間に、ポルタティフの試奏をしてくださいました。
フイゴの操作や音の感じを即興をしながら、いろいろと試しておいででした。
中之島図書館の空間は程よい残響があり、ポルタティフの素朴な響きにとても合っていると感じました。
ここでポルタティフを含めた中世の音楽演奏ができたら良いなと夢が膨らむひと時でした。
ありがとうございます。
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2018/7/31  10:14

小さな木管オルガンの製作  オルガン

6音のオルガンを作るのはとても久しぶりです。
18年ぶりです。

ある方からの依頼で作っています。
18年前のままではあまりにお粗末なので、今の私も思いも盛り込みながら作っています。
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2014/12/6  15:59

改造  オルガン

2003年に製作した、木管のポルタティフです。
今年になって、何かと活躍していて、その都度不具合や、調律の変更などをして当初よりも楽器らしく成長してきたと感じます。

楽器ではあるのですが、私にとっては実験的な木工作品でありました。
そのため手直しを繰り返す事になったわけですが・・・

今回は、これを使ってくださった方の要望で、あったら便利だろうという事で、「空気抜き装置」を付けることになりました。

演奏が終わり、フイゴに空気が残っていると、これが自然に縮むまでには結構時間がかかりますし、不用意に鍵盤を押せば音が出てしまいます。

これでは演奏する方も大変なので、素早く残った空気(と言うか風)を抜き取れる方法を考えていました。

装置、と言ってもごく簡単な弁を増設しただけなんですが・・・

まずはパイプを抜き取って本体だけにして
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オルガンを横にしたり逆さに置くなんてことめったにないです。
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目立たぬよう底に空気抜き穴を開けることにしました。
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急ごしらえですが、弁を製作。
バネやらガイドピンなども作って・・・
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テストの結果、空気抜きとしては機能したので、これで使い手さんに実際使ってもらう事にしましょう。
冬はちょっと指が寒いかも(^_^;)
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2014/6/29  13:01

オルガネット 3  オルガン

本体の組み立て。
クランプを使って歪みに注意しつつ固定です。
写真の奥に前回作った物が写っていますね・・・
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パイプの製作。
基本的に箱組でイモ付けなので工作自体はシンプルですが、一音ごとにサイズが違いますから、木取りは面倒です。
まあ、言っても8音しかないので・・・
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フイゴの蛇腹です。
スプルースの薄板を、三角や台形にカットして、革でつなぎます。
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2014/6/15  0:18

オルガネット2  オルガン

8音のささやかな楽器ですが、それなりに手間はかかります。
工作機械を持っていないので、手でできるところはすべてやります。
その代り、借りれる機械はどんどん使います。
だって、昔の人も手で作っていたのだから、こんな小さな物ならいけるでしょ?と言ったノリです。
風箱の側板下側は糸鋸盤で・・・
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パイプの調律用栓のつまみは小型旋盤で。
盤ゲームの駒みたいだ・・・

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鍵盤はボタン式で、風箱の上板が鍵盤ボードになります。
ドリルで予備穴をあけてから、鑿で角穴に仕上げます。
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2014/6/3  22:19

オルガネット 1  オルガン

久しぶりに書き込みを再開します。
放置し過ぎました(汗)

4年勤めた木工クラフト施設を退職し、就職活動しながら、合間に木工などしています。
以前にこちらにアップした「キラキラ星オルガン」をベースに、少しだけ音域を増やした小さなオルガン「オルガネット」を作ります。
ゴシックの装飾を糸鋸で切り抜き、カービングナイフで削ります。
こういう作業はとても楽しい。
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2008/12/8  21:07

手回しオルガンキット  オルガン

大人の科学No20の手回しオルガンキットを作ってみました。
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用意する物は、小さいプラスドライバーと、プラスチック用グリス(無ければサラダ油で代用可能)、そしてハサミかカッターナイフ。

組み立てはとても簡単で、本の説明書を良く読んで作業を進めれば、まず失敗する事はないでしょう。
メカニズムなどの説明は面倒なのでやりませーん。
ここでは組み立てのみ楽しみます。

グリスはギヤや軸に塗り、特に気密が大事なピストンには、多めにつけた方が良いでしょう。
ただ、付け過ぎるとはみ出たり、飛び散って指がベトベトになるので量は適当に。
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部品は全てはめ込みとねじ止めなので簡単です。
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閉管なので、ウレタンスポンジのフタで音程の調律。
音程は、学研のHPから聴く事が出来ます。
サンプル音のリンク
まあ、厳密にやる必要もないので、それっぽく聴こえれば良いでしょう。
30分ほどで形になります。
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付属のパンチングハサミは、そのままではギシギシいうので、これの軸にもグリスを付ける。
本に付属のカードを切り取り、印通りに穴あけ。
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送風は単気筒なので、ハンドルを回すと、ピロピロピロ・・・と言った感じの音になります。
これにて完成。
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小さいので、演奏する時の保持が意外と難しい。
高さ10cm位の木の台などに載せた方が演奏しやすいです。

これを元にして、おもちゃの自動オルガンが作れるかもしれませんね〜。
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2008/5/23  22:58

夢に出てきた風景  オルガン

見る人が見たら

「あ、ここは・・・」

と思うかも知れません。(笑)


どことなく似通った風景なのです。


7〜8年前くらいだと思います。
夢にこの工房の景色が出てきたのです。
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あまりに鮮明で、強烈な印象があったので、忘れぬうちにクロッキー帳に描き止めておいたものです。
おそらくオルガンの風箱らしき物を作る場面でしょう。
木工作業には違いないようです。

ただ、この風景が出てきた夢で、自分が何をしていたのかは、思い出せません。

夢の中で、この場所を傍観していただけなのか、あるいは作業をしていたのか・・・

物を作ると言う事に、なにがしかの強い思いがあったと言う事なのでしょうか?
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2008/3/14  22:16

小さなオルガンを作る 4  オルガン

沖縄の波照間島でとりあえず鳴るまでには作った、キラキラ星オルガン。

製糖期間が終わって引き上げる時に、郵送で他の荷物と共に家に送りました。
そして、家に帰ってから残りの仕上げをしました。
鍵盤を着色し、風箱やフイゴに装飾を施しました。
最後にニスを塗って、完成です。

改めて、内部の様子を。

鍵盤はボタン式で、先にピンが打ってあります。
ボードの四角い穴にはめ込んでいます。
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鍵を押すと、このようにピンが出て、直接弁を押し下げ、奥のパイプに風が行くわけです。
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パイプはこのように、丸く開けた穴に差し込んでいます。
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調律は、小型のチューニングマシンでやりました。
風を手動フイゴで起こすので、風圧が一定にはならないので、かなりアバウトな調律です。
とりあえず音階になって聴こえればいいやという感じ。

実際演奏してみますと、フイゴの空気の量が少ないため、すぐ息切れしてしまいます。
1小節とちょっとという所で、フイゴを引く感じです。
蛇腹をもう1段増やして、空気の容量を増やしたい所ですが、習作と言う事でこのままにしています。

最終的に仕上がった状態のキラキラ星オルガンです。
風箱の横にはロゼッタを彫りました。
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フイゴ側はこのような装飾を、絵の具で描きました。
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これを作って7年位になりますが、今も家に置いてあり、健在です。
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2008/3/13  20:55

小さなオルガンを作る 3  オルガン

組み立てた物を横から見た所です。
弁、バネ、ガイドピン、バネ受けなどで構成されています。

バネは既述したように、安全ピンの巻いている部分を利用しました。
鍵盤は、板に開けた四角い穴にはめ込むようにしました。
その為、簡単に抜けてしまいます。(笑)

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パイプの歌口を切ります。
予備の材料がないので、音が出る所を探して少しずつ削っていきました。
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いちばん苦労したのはフイゴです。
折り込みの部分をどういう形にしたら良いかわからず、四苦八苦。

まず、ダンボールを使って模型を作り、形を決めました。
折り込み部分の形を決めるのが、いちばん分かりにくかった。

蝶番はボール紙で、折り曲げ部に革を使いました。
残念な事に、フイゴの組み立て中の画像がありませんでした。

こうして、約1ヶ月半かけて全体の形がまとまりました。
前面に、「キラキラ星オルゲル 波照間 オルガンを作った自分の名」を入れました。
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実は!日本最南端の波照間島の歴史上で、初めて製作されたオルガンなんじゃないか?と思っているのですがー。(笑)

仕事仲間と寮で飲んだ時に、お披露目したのですが、全く受けませんでしたね。(アララ)
やはり沖縄の音楽文化は三線が圧倒的ですね。
実はこの時、第二作目としてカンカラ三線も作っていたのですが、これはまたいつか。
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2008/3/12  20:41

小さなオルガンを作る 2  オルガン

まず、オルガンの部品作りをするには、図面が必要。

製図板なんて無いので、寮の部屋のちゃぶ台が作業台。
大学ノートに、定規で図面を引きました。

これは横の断面図。  これは正面の断面図。
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これを基にして、あらかじめ買っておいた木の板を切っていきます。
機械はないので、ほとんどが手作業。
道具も限られていますし、すき間のないように材料を加工するのは、けっこう手間がかかります。

こうして、加工した部品がこれです。
穴あけはさすがに出来ないので、製糖工場内にあったボール盤を借りました。
四角い穴は鍵盤用です。一度ボール盤で開けて、それからノミで彫りました。
丸い穴にはパイプが入ります。
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皆、「この人は何を作っているのだろう?」と不思議だったに違いありません。(笑)

弁の振れ止めピンは、真鍮釘です。
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パイプの歌口加工は初めてだったので、まず小さいパイプを試作しました。
これで色々試して、音が出る歌口の高さを確かめました。
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毎日仕事の後にコツコツと作って、ようやく部品が揃いました。
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2008/3/11  21:31

小さなオルガンを作る 1  オルガン

過去に、自分でパイプオルガンを作ってみたくなり、挑戦した事があります。
その手始めのお話。

沖縄で、製糖工場の期間工をしていた時の話になります。
蒸し暑い工場の中で、約3ヶ月間無休日で、12時間の肉体労働勤務なので、仕事が終わったら、出来るだけ休みたいところなのですが、何度か来ると気持ちに余裕が出てきます。

大抵の人は、仕事の後は、酒を飲んだりして過ごす事が多いのですが、自分は何か作りたくなったのですね。

まあ、教会にあるような、あんな巨大なのは無理なので、おもちゃ程度の物を作ってみることに。

まずはアイデアスケッチです。
オルガンとして機能する最低限の部品構成を考えました。
風を起こすフイゴがあって、パイプがあって、風箱と弁と鍵盤がある。

工作の手間と材料を節約する為、あーでもない、こうでもないとけっこう考えました。

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そして、最終的にまとめたのがこのスケッチ。
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音域は、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラの6音。
キラキラ星が弾ける音域です。

これを基にして、定規で大きさを決めていきました。
弁や鍵盤などは、箱とパイプの大きさを基準にして決めていきました。

スケッチにもあるように、パイプは木管。
なぜかと言うと、金属管より木管の方が工作が簡単だからです。

弁を押さえるバネをどうするか。
いろいろ検討して、適当な物はないか探し回って、その結果、安全ピンの巻いている所を流用する事にしました。

いちばん困ったのが、空気の気密を保つための革の調達でした。
沖縄には、暮らしの中で、革を使う機会が無いようなので、全く手に入りません。

ゴムとかビニールなどの代用品も考えましたが、やっぱり革で気密を保ちたいと思い、以前お世話になった須藤オルガン工房に手紙を出して、分けてもらえないかお願いしました。

そうしたら、ありがたい事に、十分な量の革を送ってくださいました。
今でも感謝しています。

こうして、製糖作業の終わった後に、毎日コツコツと製作していきました。
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