2008/3/30  23:11


単調でひたすらキツいキビ刈りの日々を過ごしていると、思考回路がシンプルになってくる。

今までは、何かとゴチャゴチャ考えて、いつもモヤモヤした感じで生活していた。
それが、激しい肉体労働をすることで、体が疲れているので、余計な事を考えなくなる。
食って、寝て、働いて、また食って、寝て。

頭で考えるのではなく、体で感じるというか、少し野性的な感覚に近いかもしれない。
うまい、まずい、きれい、汚い、嬉しい、悲しいと言ったように、喜怒哀楽がはっきりする。


さて、キビ刈り隊の中でただ一人の女性のUさんは、人柄が良く、笑顔がとても素敵な人だった。
かなりの行動派で、ボランティア活動で、アジアやアフリカに行った事があるそうだ。
自分と歳が同じだったので、親近感もあった。
休憩時間や仕事の後に話をしたりするうちに、彼女には彼女の悩み、絶望、喜び、があり、目標に向かって突き進んでいこうとする姿に惹かれていった。

キツイ作業の合間に見せてくれる、Uさんの笑顔は本当に良かった。
キビ刈り隊のマドンナ、クバ傘が似合うモンペ姫・・
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そのうちに、Uさんの事で頭がいっぱいになってきた。
どうやら恋をしてしまったらしい。
実の所、恋をするのは本当に久しぶりだった。
胸から込み上げてくる、息が苦しくなるようなこの気持ち・・・
こんな事になるとは、全く夢にも思わなかった。

感情がシンプルになっているので、Uさんの事を思うと、ドキドキして眠る事すら出来ないほどだった。
Uさんは、2月に波照間を離れてしまう。
もう二度と会えないかもしれない。
波照間を出る前に、結果がどうなろうとも、思いは伝えておきたい。
言わないで後悔するより、言ったほうが良いに決まっている。

ある日、仕事が終わって寮に帰ってナタを研いでいた時に、T君にこの事を打ち明けた。
17歳と若くて弟みたいで話しやすかったから。
彼も喜んで聞いてくれた。

彼も彼の彼女の事で悩んでいた。
この事を話した事で、T君とも一歩親しみが増したと思う。
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タグ: 沖縄  キビ刈り



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