もうだいたいレポートは出揃ったところだと思いますが、自分も行ったので。二日目だけど。
<杉山模型>
シングルドライバーに屋根がついた!(参考出品) ちなみにこのキャブは以前出していた「バックマン改造キット」のものであるらしい。
ブレーキハンドル、レバー(チェンジ?)、よくわからないメーター(水温計とか回転計、燃料計か)をつけるとそれらしくなるって事だな。
<銀座軽便>
今回は新製品はなかったですね。
これは「ナローゲージブック」に載ったシェイ。フルスクラッチ! 「これより前に鉄道模型社のシェイを作ったんですよ」と恐ろしい事(「誰も走らせた人がいない」という伝説がある。私も杉山模型組み立て以外見たことない)をさらっとおっしゃる作者の方。「ひっくり返してください」とさらに恐ろしいことをいわれる。
ぐぎゃー! 超減速比で実物並みスロー走行が可能。ちなみに「急カーブは曲がれません」との事。R177は無理そうだったけど、280ぐらいなら通ってしまいそう。
<2階>
さらっと見ていたら、昔なつかしの「プレイモデル」や「GMカタログ」が展示されておりました。
今も「鉄道模型趣味」誌の連載が絶好調の小林信夫サン、若い世代は知らないだろうが、かつてはグリーンマックスのカタログの人でした・・・今でこそNゲージレイアウトにナローを組み込もうという人がボツボツおられますが(の割りに製品がないとかアンテナさんが言ってました)、この時代からそれを提言していたのか、はたまた全くのシュミに走った結果か。どうでもいいけど、タイトルは「レイアウトに川を」なんですが。
キハ04が機帆船に! クハ86が高速船に! 作る楽しみいっぱいとはこのことを言う!
むかしむかし、Nゲージの車両が少ない時代には、グリーンマックスの改造パーツはありがたい存在でした。東急7000から大阪地下鉄が作れる!(まだこのころはおまけパーツないので自作になります) 全長が違うけど全体の比率が一緒なので判らないということです。その反対に、営団3000は平面図では似ていても構造的に似ていないので、徹夜で苦労して改造していっても「よくできたフリーランスですね」と言われ「悔しくて眠れない」そうです。それ、実体験じゃないですか? 小林さん!
定山渓2300! 「気分を悪くする乗客がいて、最終的にはビニール袋を車内に常備した」というエピソードは、小林信夫さんによって当時のNゲージ少年(現在40代のおっさん)に広められた、んじゃいないかなあ。ピクトリアルのバックナンバーなんて見ていないし。
それはいいとして、この側面の改造は少年の技術ではちょっと無理があるような。いや、天賞堂の4階に流れてきたNゲージを見ていると(自分のことを棚にあげて)そう思います。
Oゲージはついついみてしまいます。この作品は昔のアレンジ方法を考えた上で、あとで作られたものだと思うんですが。
ヨーロッパ調DL、こういう限界いっぱいまで車体があるのは好きだなあ。
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今回の買い物は、新製品は特にないです。トラムウェイで「1910 LIMA」と書かれたベルがあったんで二つ購入、これ、シェイ用だろうなあ。あと杉山さんで「ベッツィ用台枠」という部品。動力車に使おうかなと思ったけど軸距17.5ミリは微妙な線。電池切れで画像はありません。
杉山さんに「貨車にでも使えば」と言われ、帰りに天賞堂に行ってアニュアルという高価な本のバックナンバーを買ったら、広告にシエラバレーエンタープライズとかいうのが出ていて、そこのフリーの(?)鉱山鉄道シリーズにまさにこれとそっくりのフレームを使ったのがありました。
http://www.sierravalleyenterprises.com/munger_mining.html
「ムンガーマイニング」なのか「マンガーマイニング」なのか知りませんが愉快愉快。なんで鉱山に家畜車なんているの?(鉱山でまだ馬を使っていた時代の設定みたい?) さらに元ネタはどうもアキュクラフトとかいう所から出ていたGゲージ鉱車らしい。
その辺はともかく、アメリカンな2軸車とはいかにっちゅう妄想に浸るにはいい買い物でしたね。

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