去年、全くの偶然からシェイの競作となってしまい、「またやりたいね」などと言う話題に発展してしまった。
その時は某たむちん氏から「JAMで次の課題を発表」という事になっていた。
そのJAMの会期中、ツイッター上に「シングルベール、シングルベール」なる謎の文章がアップされた。
これはどうやら課題を示す暗号のようだ。
まさか「シングルアームパンタを使う事」などと言う甘い課題なワケがない。
そこで思いついた単語が「シングルドライバー」である。
蒸気機関車や蒸気動車などで、一軸のみ駆動する方式である。
作られた当時は技術面からのやむを得ない選択という意味もあったようだが、そのユーモラスな味わいは独特のものがある。
さて、JAM3日目に会場にて、その予感は当たる事となった。
締め切りは軽便鉄道模型祭。実質1ヶ月程度である。
前回の箱シェイはボディ制作に集中すれば良かったが、今回はそうは行かない。
ロッドやシリンダはごまかせても「駆動する一軸の動輪」があることは見せなければならない。そんな市販品はない。
まあ動輪はダミーで、他の軸を駆動する方向だが、1A、A1、1A1、2A、2A1、2A2など、どの辺に落ち着くかは未定である。

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