(加筆・修整してあります)
TMS802号を買ってきました。実は「とれいん」(こんな田舎でも置いてある店があるんだ!)も買おうと思ったのですが、イロイロありましてやめました。京成の昔の電車は好きなんですけどね。イロイロある訳です。
今回ちょっと気付いたのは「製品の紹介」欄のワールドの軽便土運車、D21に合わせるのかな? その文章に「アーノルトタイプ利用もあってよいのでは…」とあった所。アーノルトはさすがにアレですが、軽便用のカプラーの「決定版」って出て欲しいですね。
これの価格を考えると、ワールドのダブルルーフ客車3900円ってえのが実にイマドキ破格だと感じます。
で、軽便鉄道模型祭ですね。私もNではかなわなかった鉄道模型雑誌デビューを果たしました。ガハハ、コンパウンド残っているなあ。一人だけふざけているなあ。それは別として、他の皆さんの作品は実に素晴らしいです。
サンデーリバーレールバスはうちにもあるなあ。どういじろうかな。実はちょっと延ばそうと思っていたりして。
続いて大谷全彦さんの砂利採り軌道。この雰囲気! そうそう、台湾の煤鉱博物館(元・新平渓炭坑)がこんな感じでした。文章がまたいいなあ。
ヘロヘロの線路を作ってしまうのもすごいけど、ナローゲージブック2に出ていたカトーが作りなおされたモノがなかなか。この方の場合、模型の歴史が雑誌でたどれるというのが物凄いことでして。台枠の文字を削ったあたりも「どこかの再生機」みたいでいいですね。
小林信夫さんの0番駅の作り方、アヤシイ蒸機がイイです。そうか、スカートを付ければロッドは省略できるか…WB31というのも面白いなあ。アルモデルのロッドセットでメインロッドだけ作れば、Oナローでこの亜流を再現できるでしょう。
こんな駅、改札口だけでも作ればいいだろうな。小型電車はどこかで見た事が…私の世代だと能瀬電の50形、60形と言う事になるでしょう。
後半は小林節がさらに炸裂、最後の「オブジェ」はもう素晴らしいの一言につきます。みんなもっとこういうの作れば、楽しい世の中になるだろうなあ。
製品の歴史ではサウスショアの凸電、カワイモデルのは近年でも手に入りましたが、Oゲージのカツミの製品、これも「定番」だったんだろうなあ。オイルテンダーをつけたアトランティックもいいなあ。こういうのみんな見れば自由形作ろうと思うんだろうけど、街にあふれる鉄道模型はみんな「プロトタイプが馴染みのあるセットモノ」になっちまったしなあ。

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