明日は横浜に行って来ます。なんでも巨大クモ型ロボが暴れているらしいです。ようやく21世紀っぽくなってきましたね。
さてイベントというと、年中やっている訳ですが、集客と言うのはこれから難しくなってくるんじゃないですかね。仕事も選べなくなってくるし、そうなると道楽に使える時間もとれなくなってきます。いい日程に色々重なる事も考えられます。
おととしなんですが、有名な某鉱山鉄道が復活! というニュースが入ってきました。行く予定でいたところ、同じ日に某森林鉄道の復活イベントがあるという情報も飛び込んできました。こうなると両者を天秤にかけるしかありません。データ収集です。
鉱山イベント…
・バッテリーロコが数メートルの整地された所を往復するだけ(雑然とした鉱山鉄道の情景の再現等は無い)。
・ヘンタイ車輛で有名な場所だったが、それは動かない。
・家から遠く、どこかで宿泊しなければならない。
・JRの駅から遠く、同日に別の場所を訪問する事は不可能。
森林イベント…
・ディーゼルロコがホンモノの檜を運材台車に載せて数百メートルの距離を往復する。
・かわいいモーターカーによる運転もその合間にあり。
・現役時代の森林鉄道の風景が再現されており紅葉も美しい。当然カット数も稼げる。
・家から日帰りできる距離。
・JRの駅からはバス移動だが、そんなに遠いという訳でも無い。
・現地近くにはもう一箇所森林鉄道の風景が再現されている所があり、時間に余裕があればそちらにも移動可能。
当然の事ながら森林鉄道のイベントを選択しました(前日に加悦に行きましたが、あそこは鉄道の雰囲気が出ているし、保存車輛が多くてカットが稼げますからね)。多大なる交通費と時間をかけて行って、収穫が数カットでは話になりません。イベントにかけられる予算は無いのかもしれませんが、それを言うなら私にだって予算の限界はあるのです。費用対効果というのは考えなければならない問題です。
予算はどうにもならない問題でしょう。しかし例えば模型のイベントでは多大なる予算をかけなくとも面白いものが運営されている例がいくつもあります。JAMは大きな資本が参加してますが、JNMA、鉄道模型市、軽便鉄道模型祭、大宮鉄道模型フェスタ…オフィシャルの力だけでなく、ゲスト参加の人達が盛り上げている例です。
とはいえ、草の根イベントが全て最初から成功するとは限りません。ノウハウなどもあるでしょうし。
以前「リトルTスター」という乗り物関係限定の同人誌即売会を見に行ったのですが、15分ぐらいで全て見終わってしまってがっかりしました。なんとか有名なサークルに参加してもらってインタビューするとか、参加ブースが少ないなら少ないで、討論形式のステージイベント的な事をやるとか工夫が欲しかった所でした。
いや、そもそもオフィシャルが(「イベントをやりたい」というキモチは感じましたが)そんなに乗り物に詳しくなかったのが一番印象に残っています。
会場に一定の時間拘束される事を考えると、参加者がその時間をもてあますようでは、イベントとして残念ながら失格と言わざるを得ません。
コミケが多ジャンルなのって、意味があるんですね。時間が空いたら他のジャンルの所に行って、そこの人と話す事で得るものも多いですし。
あそこに行ったら面白いモノが見られる。面白いモノが手に入る。こんな人に会える。自分がどういう事を楽しいと感じるかを考えれば、アイディアはいくらでも出るはずです。

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