コミケ、「Spファイル」にて参加してきましたが、廃墟本に女性が列を作っていたりと状況が面白かったですね。今回買った本です。
・「流線型の午後」「日曜回遊」(J・N・R 廃物騒音鉄路公司)
心象鉄道に分類されるのか、レトロモダンな世界を舞台にした話。車両のデザインセンスがイイ! キャラが立っているし、これ模型化してもいけるだろう。「文化の翻訳」がうまくできていると思う。
・「日立鉱山の絵葉書」
超のっぽ煙突や大雄院まで客車が走っていた鉱山列車で知られた、日立鉱山の資料。参考文献も掲載。
・「宇宙の傑作機 X-20ダイナソア」(風虎通信)
一部でZガンダムの「ウェーブライダー」の元祖では? と言われるゼンガーからX-20まで、架空のミッションも含めて掲載。元ネタの「世界の傑作機 Xプレーンズ」ではちょこっとしか載ってないもんなあ。よくそれで一冊作ったものと感心。装丁は「元ネタ」に許可をもらったという筋金入り。UFOを知るにはこういうのも読んでおかないとなあ。
土産用にシャパラルの本も。
・「いないときに来る列車」(粟岳高弘)
冬コミでの新刊。今回の新刊もあったんだけど。
やはりこの世界観、いまこういうのをさらりとやってしまう所はすごい実力と思います。ちょっとえっちなのはこれだけに留まりました(笑)
・「The Schnider Trophy Chronicre」
本物のシュナイダー・カップでなく、歴史のIfとしての本、以前買い逃したんだけど、これが面白い。「もし日本機が出ていたら?」、「もし2010年に開催されたら?」、「もしあの有名なアニメに出てくる飛行機が出ていたら?」、シーダートは、実は本当のシュナイダー・カップに水中翼をつけた飛行機が出る予定だった(製造はピアッジョ、スクーターのべスパで知られる)事から、その子孫の実力やいかに? といった所でも面白い。
・「パチモン大王 5」(からまん)
いつもの感じである。続けて欲しいよなあ。こういうパチ絵に本気で取り組むのもいいかもしれない。

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