競馬場からの帰りのバス便がまだなく、歩いて近くのバス停に向かう。結構遠い。その後美唄へ。往復が無駄なような気もするが、丸瀬布・三笠のSL運転が土日のみと言う事だったので仕方ない。10輪連結大型タンク機といわれた4110型の同型自社発注機2号は、最近まで現役だったような姿で保存されている。ここには駅舎やホームの跡もあり、線路跡はサイクリングロードとなっている。失敗したのはバスの便が少ない事を調べておかなかった事。まあいいか。
普通列車を乗り継いで芦別へ。ホテル・アシントン(この名前から判るが)のおっちゃんは調子のいい人で、い〜かげんな知識で話してくるので愉快だ。三島にサッカーチームなんかないってぇの。スキーシーズンでもないのであと一人ぐらいしかお客はいない。
橋の上を一両だけ貨車を引いて貨物の回送が通り過ぎていく…ようにみえるが、実はこういう「展示」。すでに三井芦別鉄道は廃止になっている。あと「北海道大観音」にも行こうかと思ったが、モノレールは廃止になっているし、sakamotoさんによると撮影を断られたということなのでやめておく。
石狩沼田に向かう。ただやっぱり留萌方面も列車の本数が少ないっていうのはあって、深川で1時間以上待つ。キハ54(その一部には懐かしい新幹線のシートが使われている)なんかを撮ったりするが、そうそう列車が来るわけではないのでヒマになる。
石狩沼田には大井川鐵道とも縁のあるクラウス15号が保存されている。晴れていれば外に出してもらえるとの事だったが(その為の移動機械もある)、この日はこの状態。25ミリ相当の広角レンズなら入りきる。ただこれが「日本で最も古い機関車」というのはもちろん間違い。恐らく大阪万博で展示された頃「現在使用されている機関車では最も古い」と紹介された事によるものだろう。しかし状態は非常に良くて、現役復帰は可能なんじゃないかと思う。
帰りの飛行機に乗るため、旭川に戻る。旭山動物園でペンギンとアザラシを撮った所でデジカメの電池切れ。ホッキョクグマの飛びこみは見られず。もっと気温の高い時期がいいようだ。

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