Paul sings Nessun Dorma high quality video/sound
http://jimaku.in/w/1k08yxu57NA/GqfuxMkx0Wp
この「人間って素晴らしい」と言う言葉は、
絵描き仲間の女性がmixiの中でこの動画紹介の日記を書いてくれた時の日記のタイトルです。
どんな言葉にも増してこの言葉に新鮮な力を感じました。
そう、その一言に尽きるなと。「人間って素晴らしい」
「人生って素晴らしい」
「この世界は素晴らしい」
「あなたは素晴らしい」
それは一番基本的な真理の言葉ですよね。
おりしも今mixiの中では、丁度私等年配のイラストレーター達が、
利用規約の改訂でmixi内にアップした画像や文言の著作権が脅かされそうだ、
反対の声を上げよう、それ退会だ、
そんな声を上げて結構な騒動になってました。
でもね、この動画のpaul pottsさんの歌を聴いて、どうですか?
こんないたいけな宝物を自己のうちに大切に見出し、
きっと誰にも教えては貰えない方法でしか磨けない磨き方磨き続けて、
こうやって世界に還してくれてるのです。
それは小さな花然り、
小さな子供の笑顔然り、
私達は実はそうした掛け替えのない宝に囲まれて生きている。
人生の宝は、どこか輝いてるところの尻へに、若い順番で並ぶ事でもない。
行く事でも足す事でもない。
「どこか」や「だれか」ではない。
いまここあしもとに見付け、ホコリを一切はらったところにある。
やれ待遇だ、権利だ、と言う前に(それも大切な事だけれど)
私達、特に、ものの送り手である絵描きは、
後世の子供たちのためにもただしく伝えられて欲しいと、同志達が願う様な
宝物を先ずは贈れる送り手である事が先じゃないのかなと思われました。
私達商業絵描きの中にも、これまでに綺羅星の如き先人達が居り、
著作権について真剣に考えられるようになったのは、
例えばロックウェルやサンドブロムやジル・エルブグレンの作品達は
このポール・ポッツさんの歌声に匹敵するような、
世の中に贈られた大切な宝だった。
それが後世の子供たちにもただしく残されてただしく届いて欲しいと言う意味で
著作権は彼ら同志達互いの間で真剣に論じられるようになったと捉えたいのです。
その「心血」や「献身」、「敬虔」をそこそこに
待遇や権利にばかり長けて、其処に関わる段になると機敏に騒ぐ事が
なんだか小さく思われてきたのでした。
私達は先ず宝物を届けなければ。
それに能わなければ磨かなくては。
そんな私達にならなくては。
尊敬に能う職業にならなくては。
それが先ず第一。
そうした時に、「大切なもの」は自ずと護られるでしょう。
口をとがらす運動や抗議によらず
大切なものを大切と感ずる人間の自然によって。
大切な事だけどそれは第二。
そんな気がしました。
考えさせられました。
「人間ってすばらしい!」
本当にそれにつきます。

0