今年も残すところ一週間を切りました。
今年というより去年からのWITH COVID-19の2年間の年納めという事で、この2年間で身につけた、ごく近場の温泉と宿場町歩きの旅の総集編が、今回の旅のテーマです。
オミクロン株の市中感染が起きつつあり、またしても帰省の自粛をみたいな呼びかけをしてますが、来年はWITHではなく、そういう感染を踏まえてのAfterのステージに移る年ではないかなと考えます。
亀有駅から常磐線ではなく、路線バスに乗り、
京成線の青砥駅へ。
羽田空港行きに乗り、泉岳寺駅で快速特急三崎口行きに乗り換え、
快速特急は
2人がけクロスシートなので、少し旅気分。
とはいえあっという間に京急川崎駅に着いてしまいます。
そこから、京急大師線という支線に乗ります。
四年前に乗って以来となります。
地下鉄化の計画が当時からありましたが、
産業道路駅が地下化され、大師橋と駅名が変わったくらいで、
計画中止の方向になっているようです。
終点の小島新田駅まで、行きますが、
見るあてがあるわけではなく、
駅の先の貨物線を見ただけで、引き返します。
途中の川崎大師に8年ぶり2回目の川崎大師参詣も考えましたが、人が多そうなのでパスして、川崎の一つ手前の港町駅で下車。
リニューアルされている駅で、
レコード会社の工場があったことを全面に出していました。
何だかいい感じです。
そこから少し歩くと、江戸時代の旧東海道の六郷の渡しから始まる
川崎宿です。
まずは渡し船の船着場のすぐの場所にあった万年屋跡地。
東海道中膝栗毛の中で弥次喜多が食べた奈良茶飯で有名な旅籠でした。
ですが、いまや跡形は全くありません。
そこから旧東海道の川崎宿を歩いていきます。
街道の一本裏は、
歓楽街であり、飲み屋横丁です。
往時の面影がさほど無い中歩くと、
外観に歴史を感じませんが、由緒はありそうなお店が現れます。
和菓子屋さんですが、万年屋の名物である奈良茶飯を再現したものを販売しているようなので、購入。
歴史を大切にする姿勢が素晴らしいです。
ご飯は、夜食べることにします。
続いて、東海道かわさき宿交流館なる
資料館に入ってみます。
いきなり万年屋の部分復元が現れ、
安藤広重の東海道53次の浮世絵がある階段を上がり、
展示室に入ると、
江戸時代の川崎宿の様子が展示されています。
記念写真撮影コーナーもちょいとした工夫がされていて、
楽しい。入館料無料なのに大充実です。
お腹が減ったので、
こんなマップを手に入れたことですし、
ここで昼食。
野菜餃子ですが、美味しいですね。
全然帰宅できる時間ですが、
今年13カ所目、14回目のドーミーイン宿泊です。
15:30くらいの時間帯なのに、チェックイン行列にはびっくりしました。
部屋に入り、早速温泉浴場へ。
チェックインしてすぐに混むわけではありません。
PH7.7のナトリウムー塩化物泉の川崎東田町温泉という自家源泉使用の黒湯温泉は気持ちいいです。
客室数が関東最大でもあり、浴室が広いのもいいです。
ごく近場での温泉旅気分を満喫することにします。

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