ただの温泉大好きおやじが、入浴した温泉の紹介と温泉旅中の模様や、温泉に入れない日常のぼやきなどを書いているブログです。 温泉好きが高じて、 温泉ソムリエ協会認定「温泉ソムリエマスター」、 日本温泉地域学会認定「温泉観光士」、 NPO法人エイミック認定「温シェルジェ」、 日本銭湯文化協会「銭湯検定4級」 という資格?まで取ってしまいました。
温泉効果について考える  温泉雑記帳

ぱとさんブログ記事を読んで、考えさせられることは多いです。

私自身かつてアトピーで悩んだ時期がありましたし、11月に参列した結婚式で久々にあった方が、人工透析を継続的に受けるようになっているのを見て、いい温泉を勧めることで少しでも体が良くなればと思うことがあったので、下手な考え、未熟な知識ではありますが、意外と真面目に考えたことを書いてみます。

まず、温泉ソムリエセミナーで習ったのは、温泉は治療に使うものではなく。予防に使うべきものであるという考え方です。

なぜかというと、医学的に効果が明確に実証できないからです。

実証はできないが、全く効果がないわけではないとういうことで、以下の4つについては、温泉による効果があると言ってよいのではないか、とされています。

@温熱効果

体があたたまることで血行が良くなり、新陳代謝が促進されます。
体温が1℃上がると免疫力が30%アップするとも言われています。


A水圧・浮力効果

入浴での水圧により、内臓が刺激され内臓運動が起こり、マッサージ状態になります。
一方、浮力の影響で(首までつかると体重は約十分の一になる)体が軽く感じることで、筋肉が緩み、やはりマッサージ効果が出てきます。

B転地効果

日常生活と違う環境で五感が刺激されると、自律神経が強く働くようになり、ストレスの解消につながります。

C薬理効果

温泉成分を肌から吸収することによる効果と、飲用による効果があります。

たとえば、慢性皮膚病には、二酸化炭素泉以外の泉質で適応症があるとされていたりします。

と以上4つの効果があるとされています。

しかし、@Aは家のお風呂でも得られる効果であり、Bは海のリゾート、山の中のリゾートでも得られる効果でもあり、温泉固有の効果はCということになりますが、医学的にはきちんと実証されていないので、漠然とした適応症という言葉が使われます。

ところが、〇〇温泉に通っていたら、神経痛が治ったなどの効能があるという話は、温泉に行くと、よく聞く話です。

これも温泉ソムリエ的に言うと、偽薬効果があるとしています

効くと思っていると、本来医学的に効果が無いものでも、改善効果が現れるとのことです。

そのような訳で、温泉は治療というより、医学的治療を終えた病後回復期、または健康時の病気予防に役立つとされています。

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日本には、湯治というすばらしい文化がありました。年に1〜2回、2〜3週間ほど湯治場でゆっくり温泉につかり骨休めをしていました。

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現代ではそのような温泉の入り方ができる人は少ない訳ですが、逆にいえば昔は多くの人の生活がそのような形でしか温泉に入りに行くことができない(週末に温泉に泊りに行くことはできなかった)訳で、現代に生きる日本人としては、日帰りでも、1泊2日でもいいから温泉に入る習慣を持てれば、いいのではないかなあと思います。

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