明けましておめでとうございます。
年初なので自分のスロットカーに対する雑感を記事にしようかな
考えてみるとスロットカーを本格的に始めてからもう(まだ)20年くらいになる。
その内、半分以上は32に移行している。
24でスロットカーを遊ぶにはかなり問題をクリアしなければならない。まず、そのスケールで遊ぶにはどうしても営業コースになってしまうが、その数は全国的に見ても少数であり、存在する地域も限られている。自分の住む札幌にも今は一つも存在しない。
次ぎに24の車は完成車が存在しない。海外でも極限られたメーカーしか製品化していない為、必然的にプラモデルかレジンキットになる。プラモデルでもちゃんと塗装して組み上げるのは子供の頃に経験していないとなかなか難しいし、スロット用に多少改造も必要で面倒である。加えてシャシーを作るとなると全く経験の無い場合は至難の業だし、タイヤの問題もあるため、ショップにお願いする場合も多くなる。まあベテランの方には何の問題もないことだろうが、かなり敷居が高くなる。
次ぎに遊び出すと最初の内はどんどんタイムも縮まるし面白い。しかし、それはやがて限界が来るし、ボディを変えても同じことに気がつく。そこでレース等で他人との競争ということになるのだが、車のセッティングを出すのは、これまたなかなか難しい。
この辺はセンスの問題で自分には全くダメである。(笑
出来るだけ差が出ないようにレギュなどを設けても、速く走らせられる人はどんな状況でも早いのだ。ではレギュ無しで、公平にシャシーでも何でも自由にするという考えもあるが、工具や製作技術の問題で作れる人とそうでない人の差が出て、公平ではない気がする。実際のレースもそうだが、必然的にレースで上位に来る人は固定されてくる。この状況を受け入れられる人でなければ、レースでスロットカーを楽しんで続けるのは難しい。
つまりスロットカーを長く楽しむにはカーモデルを作ることが楽しめて、その車が走るということが楽しめる人か、レースに参加して人と競うことを楽しめなければ長くは楽しめないと思う。
では32の場合はどうか。営業コースが無くても自宅コースで十分楽しめる。全く作れなくても完成車があるので遊べるし、模型好きならばお気に入りの車を作るキットもある。
完成車なら箱出しで(当たり外れはある)レースも可能だ。弄ってしまうと24に近づくが。小さい完成車なのでコレクションする要素もあって楽しい。ただ32の場合は日本では流通が少ないので、海外から取り寄せというリスクがある。
まあスロットに対する考えは人それぞれだと思うが、自分が32スロットを続けていられるのは、上記のような24の条件をクリアできる要素が強かったためだと思う。
いつまで続けられるかは判らないが、今年もまったりスロットカーライフを楽しめたらと思っている。

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