宏観異常現象と【地震・噴火】予知
“宏観現象”異常でそのメカニズムを検証・論証
という試みなのですがねぇ。
魚=鯰やらが暴れたら・・動物=ペットやら・・鳥類=雉やら が騒いだら・・
その後に地震発生というのはよく言われる話です。
これを地震予知として実際に役立てようとした「ナマズ地震(研)」の試みもあったようですが・・たしか解散している・・。
例えば
『地震雲』ですが、雲は発生メカニズムが気象状況でほとんど解明(未だ解明されない事象もあると思うけど)されていますから、地震との関連性に否定的 な科学者などの見解も多いようですから、困りもの?です。。
「八卦占いと同じくらいのレベル?」とほとんど総ての
異常現象が否定されてしまっています。過去の経験から学ばない、科学に裏打ちされた事柄しか(自分とその周辺の人や論文等の中身しか?)信じられない・・個人的に過去の経験的・体験的データを信じないのは良しとしても、科学に精通していない(無知?な)・・他人にこれを押し付ける悪しき習慣?なのでしょうか・・。
前にも書いたように中国では、動物の異常行動など、様々な情報を集積して活用し、直前の地震予知に成功、被害の軽減の貢献した例が過去にあったようです。
ですが・・、後に同じ方法?での失敗例もあったようです。
失敗の時の被害?は 成功(当った)の時に恩恵を受けた=被害軽減=と比べ物にならない ことを思えば・・
情報を信じて即(避難)行動を起こしたほうが賢明ではないでしょうか。。
当るも、外れるも・・ハッケということでは・・
信じる者のみ?救われる(救われない)・・という・・一部新興宗教のような・・
それで良いのでしょうか?・・多くの人が受け止めない(受け止められるような=情報分析=システムが出来てない)のであれば、仕方ないですね。。
本当は、仕方が無いでは済まされないことだとおもうけど。。
【前兆現象=植物】
草木が年に2回花を開く2度咲きという現象=大地震の前兆
と考えられています。
3回も咲く!!!3度咲き!!!というのは・・!!!
大地震&大噴火の前兆!!!
実際に起こらないことを切に願いますが・・。
天候不順による狂い咲きと地震の前兆現象としてのそれとをどう判別・判定したらよいのでしょうか?。。
磁気反応が優れているという植物には、ネムの木・イチョウ・オジギ草などあるようです・・
そうそう、サボテンなんかはもっとも敏感のようで=京都大学などでは、植物(サボテン)とお話していると、
「屋久島」で出合った学者
=【情報環境研究所】研究員=植物と対話プロジェクト?研究員=
からも聞いていますが・・
微電流などに反応したりするということは、地震発生前にはもちろん、植物や動物がなんらかの反応(狂い咲き等)を必ず見せる、と考えられますね。
芥川龍之介は、関東大震災の数日(10日)前、逗留先の鎌倉で 藤、山吹、菖蒲など様々な草木が狂い咲きをしているのを目撃したと記録に残しています。
【芥川龍之介は関東大震災を予知していた?】
人は2種類の”予知能力”がありますね。
ひとつは、他の動物たちのように本能や直感、(ピーンと来たら=第六感)などから未来を予知する能力=自力での予知
=本能的・動物的感覚の予知=というもの。
ひらめき による予感?なども「自力の予知」でしょう。
あとひとつは、自分を含めた、人や動物行動、そして雲の様子など、自然観察を生かした予知能力"観天望気” などは ほとんどのフツーの人間や、一部の敏感な動物たちに備わった他力での予知能力ということです。
芥川龍之介なども天の才に恵まれた「他力の予知」に選れた 達人だったようですね。
〜『大震雑記』〜より
「大正12年8月、僕は一游亭と鎌倉へ行き、平野屋別荘の客となった。
僕らの座敷の軒先はずっと藤棚になっている。そのまた藤棚の葉の間には ちらほらと紫の花が見えた。8月の藤の花は年代記ものである。
そればかりではない。後架(手洗)の窓から裏庭を見ると、八重の山吹も花をつけている。
そのうえ、また珍しいことに 小町園の庭の池に菖蒲、蓮と咲き競っている。
藤、山吹、菖蒲と数えてくると、どうもこれは ただごとではない。“自然”に発狂の気味のあるのは疑いがたい事実である。
僕は爾来(じらい)人の顔さえ見れば『天変地異が起こりそうだ』といった。しかし誰も真に受けない。
久米正雄の如きは にやにやしながら大いに僕を嘲弄したものである。・・・
僕らが東京に帰ったのは8月25日である。大地震はそれから8日目に起こった」
芥川龍之介などは優れた文才と同時に身の回りの事物の観察能力を発揮し、いろいろな花の狂咲きを観て天変地異(地震)を予知することが出来たようでした。
当たらぬ
”大地震・噴火”=狂い咲き
に賭けたい。。