2011/11/26
それは、阪神大震災後に政府が設置した地震調査研究本部によって。
何らかの防災対策をとるように、警告されていたのだ。
ポイントは、過去に大きな津波被害の無かった宮城南部から福島にも大津波はありえると警告を出していたことだ。
だが、政府は翌年の防災会議でこの警告を無視する。
それは何故か?
地震予知連会長の島崎さんは言う。
原子力土木委員会の津波評価部会が、過去に大きな津波が発生していない海域では今後も大津波の発生は考えなくてもいいという見解をだした。
政府(中央防災会議)は地震学の立場からの警告ではなくこの見解の立場にたった、と。
私は推測する。
もしも政府が、「近い将来、宮城や福島で大津波がある」と認めてしまえば原発(女川原発・福島第一・第二原発)で何らかの対策をとることが必要になる。
原発関連産業としてはそのコストの支払いは馬鹿にできない。
原発への不安も誘発しかねない。
そこで、自分らの言いなりになるメンバーの原子力土木委員会に根拠のない「安全宣言」を出させ、政府にそれを認めさせるという手をうった。
原発のコスト対策のために有効な津波対策をとることもできなくなったことは明らかだ。
宮城・福島の津波犠牲者の無念。原発にやられたのは放射能被害者だけではなかった!
大津波の危険を地震の専門家からもしらされ、大津波があったときの全電源停止による深刻事故の危険性も国会で指摘され(共産党吉井議員の質問)、
その上でなおも、
すべて「ありえないこと」としてひねりつぶした東電・当時の自民党小泉政権。
そして今になって、なにが「想定できなかったこと」だ。
人間とは思えない。
私も罪深く、悪いことをし、人を傷つけたことも数々あった。
だが、ここまでやるとは・・
どうしても許せない。その言葉につきる。
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何らかの防災対策をとるように、警告されていたのだ。
ポイントは、過去に大きな津波被害の無かった宮城南部から福島にも大津波はありえると警告を出していたことだ。
だが、政府は翌年の防災会議でこの警告を無視する。
それは何故か?
地震予知連会長の島崎さんは言う。
原子力土木委員会の津波評価部会が、過去に大きな津波が発生していない海域では今後も大津波の発生は考えなくてもいいという見解をだした。
政府(中央防災会議)は地震学の立場からの警告ではなくこの見解の立場にたった、と。
私は推測する。
もしも政府が、「近い将来、宮城や福島で大津波がある」と認めてしまえば原発(女川原発・福島第一・第二原発)で何らかの対策をとることが必要になる。
原発関連産業としてはそのコストの支払いは馬鹿にできない。
原発への不安も誘発しかねない。
そこで、自分らの言いなりになるメンバーの原子力土木委員会に根拠のない「安全宣言」を出させ、政府にそれを認めさせるという手をうった。
原発のコスト対策のために有効な津波対策をとることもできなくなったことは明らかだ。
宮城・福島の津波犠牲者の無念。原発にやられたのは放射能被害者だけではなかった!
大津波の危険を地震の専門家からもしらされ、大津波があったときの全電源停止による深刻事故の危険性も国会で指摘され(共産党吉井議員の質問)、
その上でなおも、
すべて「ありえないこと」としてひねりつぶした東電・当時の自民党小泉政権。
そして今になって、なにが「想定できなかったこと」だ。
人間とは思えない。
私も罪深く、悪いことをし、人を傷つけたことも数々あった。
だが、ここまでやるとは・・
どうしても許せない。その言葉につきる。

投稿者:eudaimonia