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ひとりの人間の「真実の生き方」への模索の記録

 
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資本主義の根本矛盾

不破さんがエンゲルスに噛みついたので驚いた。
資本主義の根本矛盾を「社会的生産と資本主義的取得との矛盾」(空想から科学へ)
としたエンゲルスの定式化に異論をとなえたのだ。

識見すぐれていて礼節を知る不破さんが、何でこんな強烈な批判をエンゲルスに浴びせかけたのか理解に苦しんでいる。
以下、私の見解。

では資本主義の根本矛盾は何か?
「利潤第一主義と生産者大衆の貧困化による市場の狭さ(それによる利潤獲得の困難)」
マルクスはそう考えたし、不破さん自身もそう考えると明言している。

この説に、大変疑問を感じた。
そもそも「利潤第一主義」は「資本主義的取得」によるのではないのか?
社会的にではなく、生産手段の所有者が私的に利潤を取得するからこそ「利潤第一主義」が生まれるのではないのだろうか?これが第一の疑問。
第二の疑問。
そもそも階級社会においては、剰余価値(資本主義においては利潤)第一主義は通例で、資本主義に限ったことではないだろう。そして、そのことがかえって剰余価値の実現を妨げるということも通例であったことだろう。

つまり不破さんが資本主義の根本矛盾としたことは、階級社会(私有財産の社会)の矛盾であって、資本主義に特有の矛盾ではないのではないだろうか?

では資本主義に特有なこととは何か?
明白なのはエンゲルスが指摘しているように、「生産の社会化」である。
生産は社会化されたのにもかかわらず、その利潤は生産手段の所有者のものとなる。
この矛盾こそが資本主義にしかない矛盾であり、この矛盾の止揚こそが、これまでの階級社会に特有な矛盾、すなわち「剰余価値の獲得をしようとすればするほど剰余価値の実現が妨げられる」という矛盾を止揚することとなるのであろう。

不破さんがその説の根拠にしたマルクスの言説。
だが、そのマルクスもエンゲルス著「空想から科学へ」の序文において、
「これは社会主義の入門書である。」と書いている。

これを不破さんはどう読んでいるのだろう。とても知りたいところである。





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投稿者:eudaimonia
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