road to truth

ひとりの人間の「真実の生き方」への模索の記録

 
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消費税増税についての論争

前回の記事をヤフーのニュースに投稿したところ、次のような反論がかえってきた。

>いったいどうしたら「消費税UPやむなしが65%」なんていう世論調査がでてくるんだろう?

逆に消費税UPに反対する人が35%もいるという事実、そのほうが不可思議に思うが・・・

>国民の圧倒的多数は普通の庶民のはず。

「庶民」とは一体どのような人の事なのか?その定義が為されなければ、何とも言えない。

>消費税が逆進課税で低所得者ほど負担が重いこともみな知っているはず。

消費税は逆進課税ではない。低所得者になるに従って、どんどんアップするのが逆進。消費税は老人でも赤ん坊でも、日本人でも外国人でも、高所得者でも低所得者でも、暴力団員でも警察官でも、皆一律5%。憲法14条の理念に基づく極めて公平な徴税方法である。

>消費税UPは需要を抑制して景気を悪化させることも知っているはず。

すべからく増税は需要を抑制する。所得税UPは可処分所得の減少をもたらし、使いたくとも金が無ければ使えない。
法人税増税は設備投資を減少させ、従業員給与減や雇用抑制だけではなく、取引先や下請けの業績まで悪化させる。
つまり消費税増税だけが特別な訳ではなく、増税による税収をどう使うかが重要な点。

>消費税増税は、福祉のためでも財政再建のためでもなく、メガカンパニーのますますの減税のためと知っているはず

単なる妄想だろうが、仮にメガカンパニーの減税のためだとしたら何が悪いの?

>不況で苦しんでいるはずの庶民が、自分で自分の首を絞めるような提案に自ら進んで同意してしまうという謎。

消費税増税で本当に首が絞まるのは、所得が無くとも悠々自適の生活ができる資産家や、脱税や麻薬販売等犯罪がらみの収入で生計を立てている者。また貧困・宗教・差別ビジネスで生計を立てている者。
消費税増税は、「真面目な者が損をする社会」を変革する手段である。

>IMFがどんな性格を持った国際機関であるかについて多少の知識があるので、なにをえらそうに内政に干渉するのかと憤るが、

結局「勉強しなさい」と言われるから勉強しない、という小学生レベルの感情論で消費税増税に反対しているという事ね。



これに対して次のような再反論を掲載してみた。

>逆に消費税UPに反対する人が35%もいるという事実、そのほうが不可思議に思うが・・・

何か意見を書きたいなら、その理由も明確に書くこと!

>「庶民」とは一体どのような人の事なのか?その定義が為されなければ、何とも言えない。

あはは。庶民と書くにも定義が必要とは・・笑っちゃうよな。
「何とも言えない」・・ならコメントしなくていいよ。

>消費税は逆進課税ではない。低所得者になるに従って、どんどんアップするのが逆進。

こんな珍説があったとはね。驚いた。
相対的な意味で使っている言葉を、意図的に絶対的な意味で解釈したな。

>単なる妄想だろうが・・うんぬん

妄想?
参院選で民主党は消費税5%→10%、法人税40%→最低25%を掲げたろ。額にして消費税増税分11兆円、法人税減税分9兆円。
財界の要望に沿った公約だ。法人税のために消えないのはわずか2兆円。
11兆円のうちのたった2兆円だ。
それでも「妄想」というのか?

>法人税増税は設備投資を減少させ、従業員給与減や雇用抑制だけではなく、取引先や下請けの業績まで悪化させる。

これこそ「妄想」だ。
消費税が出来てからの21年間、ずっと法人税は減税され続けてきた。
(消費税累計213兆円の負担増、法人3税累計182兆円の負担減〜資料「wikpedia」より)
それで、雇用は増えたのか?給与は上がったのか?
この10年で雇用者報酬(給与)は5.2%も下がっているのが事実。
雇用はどうか?
ビッグカンパニーの正社員比率は下がる一方だった。しかも、減税の恩恵が手厚かったビッグな企業ほど、雇用を抑制している。
法人税増税と給与減・雇用抑制との間に正の相関関係は無いのだということを証明するには、この事実だけで十分だっていうこと、わかる?

「法人税増税→従業員給与減・雇用抑制」などという図式は頭の中で作り上げた絵空事。これを「妄想」という。

>消費税増税で本当に首が絞まるのは、所得が無くとも悠々自適の生活ができる資産家・・

「資産家」の定義がなされていないから何ともいえないが(笑)
でも、あえて一言。
「憲法14条の理念に基づく極めて公平な」消費税じゃないのか?
それがどうして「悠々自適の生活ができる」人のほうから首を絞めるのか?まったく説明がないのでわけがわからない。

文章を書くからには、意見をかくだけでなくそう考える理由を説明してね。お願いだから。

>結局「勉強しなさい」と言われるから勉強しない、という小学生レベルの感情論で消費税増税に反対しているという事ね。

意味不明・・


さて、どんな再反論がかえってくるんだろう?


5
投稿者:eudaimonia

世論操作

本当に賢いと感心してしまう。

それを発案するのは官僚なのか、それとも財界の知恵袋なのか。
定かではないが、僕は後者だと直感する。(あるいは財界の知恵袋=財務官僚かも?)

いったいどうしたら「消費税UPやむなしが65%」なんていう世論調査がでてくるんだろう?

国民の圧倒的多数は普通の庶民のはず。
消費税が逆進課税で低所得者ほど負担が重いこともみな知っているはず。
消費税UPは需要を抑制して景気を悪化させることも知っているはず。
消費税増税は、福祉のためでも財政再建のためでもなく、メガカンパニーのますますの減税のためと知っているはず。(これは、あんまり知られていないかな?)

とにかく、不況で苦しんでいるはずの庶民が、自分で自分の首を絞めるような提案に自ら進んで同意してしまうという謎。
そこには、巨大メディアと手を結んで展開される巧妙な世論操作の仕掛けがある。
(「痛みを耐えろ」といわれたコイズミ改革に圧倒的な支持をし、そのとおりの激痛に襲われている日本国民。またまた激痛がきてくださいよといわんばかりの世論調査結果。まるでマゾヒズムのようにも感じてしまう。)

たとえば、日本人が国際機関の名前に弱いのをじゅうじゅう承知の彼らは「IMF」を利用する。
7月15日づけの大新聞とテレビ局各社は、「IMF、日本の消費税15%にすべきと提言」といっせいに報じた。

僕などは、IMFがどんな性格を持った国際機関であるかについて多少の知識があるの
で、なにをえらそうに内政に干渉するのかと憤るが、一般的な受け止め方はやはり違う。
「IMFもそういっているのか。日本の消費税増税は世界の常識なのか。」
こう受けとめたことであろう。


もしも、IMFが資金の支援を日本に行っていたとしたらIMFによる「指導のような提言」もありえるかもしれない。だが、そんな事実はない。むしろ、米国のつぎにIMFに対して資金を出しているのが日本だ。今回のIMFの内政干渉は間違えなく道理に反することだ。
その点を明確にして、この提言を報道するのが日本のジャ−ナリズムの役割ではないか。残念ながらそんなメディアはひとつもなかった。

だが僕は、少し思い違いをしていたようだ。もう少し問題は根深かったようだ。

「実は出資金と共に、日本は多くの日本人職員をIMFに送り込んでいる。
現在、IMFで働く日本人職員は49人。そのうち10数名が財務省からの出向だ。
・・古森義久氏が指摘する。・・IMFは長らく財務官僚の‘天下り先’と化しており副専務理事の篠原尚之氏をはじめとして日本人が座る重要ポストのほとんどは財務官僚によって占められています。この提言も財務省の意向を反映しているものであることは間違いありません。」(小学館「週刊ポスト」8月6日号)

日本の消費税増税勢力がしかけ、やらせともいえる提言をつくらせ、日本のメディアにその部分だけを大きく誇張してとりあげさせる。これを世論操作といわずに何といえばいいのだろう?

騙されることなかれ日本国民。庶民はまゆにべとべとになるまでつばをつけて、情報に対峙しないと。とんでもないとこにつれてゆかれる・・・





2
投稿者:eudaimonia

新自由主義に対決する思想

僕が愛読しているブログ「イルコモンズのふた」に教られた。

サパティスタ革命運動。メキシコ先住民による新自由主義的侵略への抵抗運動。
その思想は奥深い。

「サパティスタ革命はカタツムリとその巻貝の殻を基本シンボルのひとつに採用した。彼らの革命は、資本主義の無情な疎外や産業主義の規格化といった、いくつかの大間違いから離れて、外側や後方へと、昔のやりかたや小さなものごとへと旋回してゆく。また、新しい言葉と新しい思考を用いて、内側へと旋回してゆく。サパティスタの驚くべき力の源は、あるサパティスタ女性が「私たちは子どもたちに私たちの言葉を教え、私たちのお祖母さんたちが生きつづけるようにしているのです」といったように、彼らが深く根ざしている遠い過去、そして彼らがいうには、まだ生まれかけの別の世界があり、そこでは数多くの世界の存在が可能になるという予言である。彼らは、彼らの渦巻を両方向に進む。」(レベッカ・ソルニット)

かつての日本の新「左翼」の思想の浅薄さとついつい対比してしまう。
命への畏敬の念。現実生活の重み、その積み重ねから熟成された思想とでもいえるのだろうか。
じっくりと学びとっていきたいものだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%91%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%BF%E6%B0%91%E6%97%8F%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D




0
投稿者:eudaimonia

主と奴の弁証法

勝者と敗者。成功者と成功者に使われるものたち。
今の時代、特にこの国ではますますくっきりと分かれて存在していますね。

松下幸之助さん流にものを考えてみよう。

一握りの、人一倍の努力とひらめきを持ち合わせた人たちだけが、成功者となり地位と名誉と大金を手にすることができるが、平凡な大多数の人たちはたとえ毎日普通に一生懸命に働いたとしても、搾りとられる現実がまっているだけだ。

こういう俗論には、まやかしがたくさん含まれているけれども、それはさておいて。
ヘーゲルが面白いことを言っているのでそれについて少し考えてみましょう。



主と奴の弁証法のお絵かき21970


古代のギリシャやローマには、奴隷と奴隷主がいました。
へーゲルは「承認をめぐる闘争」の過程で、死の恐怖にたじろいで、相手への従属を受け入れて命を守ろうとしたものが「奴」となり、死の恐怖をものともせず、自分の栄誉や尊厳などという精神の価値を守り、そのために生き抜いたものが「主」となった。
そう述べています。
でも、ヘーゲルはそれだけでは終わらない・・
実はこの関係の中に、自立した自由な(近代的な)「個人」が形づくられていくきっかけがあると見たのがヘーゲルの最高におもしろいところなんです。
しかも、自立した自由な個人となる可能性を見たのは「主」ではなく「奴」の側なんです!!!


その理由は?

自由で自立的な「個人」として承認されるためには、狭い欲求やわがままを克服し世界に開かれた自分のありかたを形成する必要がある。それを、「奴」は労働を通じて実現してゆく。対象を直ちに消費せず、欲求を一時抑制し、労働によって加工し欲求を高次なものに高める。(それは意志を必要とする)
また、奴は主のために労働するのであり、自分の狭い欲求から解放され、広い立場に立つ。
それに対し、栄誉や尊厳といった精神的な価値に優れた人たちだったはずの「主」は、
そのあり方から必然的に、精神的な価値の発展から取り残されていくわけです。
こうして「主」と「奴」は逆転する。

「奴」は「主」との対立において自らを新しい時代にふさわしい人格に高める。
それは人類の種としての進化・発展の一過程といえるのでしょう。

冒頭にふれた現代の主従関係ともいえる「資本」・「労働」の関係。
そこにも同じことを私たちは発見することになるでしょうね。

一見すると、いまはみずぼらしい「奴」のようなあり方だが、未来のあたらしい人類となる準備がそこでなされているわけです。そのあたらしさとは何か。それは別の記事で。
われわれ庶民は、現代のマネーゲームに狂奔するようなお金持ちたちがどうあがいても手に入れられないものを、日々手にしているか、手にする可能性をもっているのです。

*この記事は哲学サークルの仲間でもあるmurataさんのブログの記事に触発されて書いたものです。参考文献「ヘーゲル用語事典」
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投稿者:eudaimonia
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