road to truth

ひとりの人間の「真実の生き方」への模索の記録

 
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みんな違ってみんないい

小学校高学年の女子に絶大な人気を誇る詩がある。
金子みすずの「私と小鳥と鈴と」である。名古屋市では4年生の国語でこれを習う。
全文を暗唱している子がたくさんいる。それほどの人気の秘密はどこにあるのだろう?
ぼくは、みすずのこの詩の「みんな違ってみんないい」という言葉の中にこの国の子ども達の願いのすべてが込められているような気がしてならない。
そこには数年前にこの国の若者たちが支持したスマップの「ナンバーワンよりオンリーワン」という歌の歌詞と全く同じ願いが込められているのだろうと思う。

そんな子ども達の願いが教育の世界において実現されている国がある。北欧のフィンランドという国である。この国は1970年代に教育改革にのぞみ、日本の教育基本法を参考として、誰よりも子どもが主人公となる教育をつくること、国は教育内容に一切干渉せずに税金によって子どもの発達にとって必要な条件を整備することなどを定めた「基礎教育法」を制定した。
できる子できない子によるクラス分けが廃止された。クラスは20人が標準とされた。わかる子わからない子の教えあいが日常の風景となり、教科書を選ぶ自由など教師にも自由が保障された。小学校から大学まで学費は無料。給食費も教材費も一切が無料。(ちなみに日本の大学は国立でも初年度納付金は82万円)夏休みは2か月半、宿題もない自由な時間を過ごす。テストに追われることもなく通知票もなし。
それでいてフィンランドの子どもは出来る。学力テストで世界一。しかも生徒間・学校間の格差なくみなの学力が平均的に高い。

フィンランドのある校長がいう。「子どもを他人と競争させてどうするんだ。学ぶことは自己とのたたかいなのだ」と。
高校生たちはいう。「人は一人ひとりちがうのに、人と比べてなんの意味があるの?」と。

日本の教育基本法の精神を現実のものとして大成功しているフィンランド。そして、そんな世界に誇る法律を持ちながら、それに逆らう事ばかりを現実化させてきたこの国日本。
とうとうこの国は今、これだけ値打ちのある宝のようなこの法律の精神を、抹殺しようというところまで行き着いた。
制定以来、一度も法律の精神を現実のものとしないうちに・・・
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投稿者:eudaimonia
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