road to truth

ひとりの人間の「真実の生き方」への模索の記録

 
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辺見庸が語る総選挙

今という時代の深層をとらえ、何を臆することもなく本音を語る辺見庸さん。
病魔と闘いながら魂のこもった発言をする辺見さんの言葉に、心が奥底から揺すぶられる。
その辺見さんが今回の総選挙について興味深い発言をしている。

・・こうした、「新たな貧困層」がすさまじい勢いで増えています。一方、一年間に三万人を超える自殺者が出て、11年間も続いています。自殺未遂を含めると数十万人に及ぶのではないか。僕はアフガニスタン、イラク、パキスタンなどの戦場取材をしてきたが、そうした戦争の死者数を上回っている日本は、異常な社会に突き進んでいるのではないか、と感じてきました。病気でいうと重篤になっている。
・・19世紀、26才のマルクスは、「経済学・哲学草稿」ですぐれた分析をしています。物質的価値が増大すればするほど、人間世界の価値が衰えていく、と。資本主義の物質優先、人をモノ化する「憑依」=妄想が何百年も民衆の心を支配し、世界は狂ったまま逆立ちして踊り続けている。そのことを21世紀のいま自覚しなければならないのではないか。
・・いまの社会は、人間の生体にあわないのではないか。資本主義という社会システムが人間の価値という座標軸を失い、「人間破壊の装置」になっているのではないか。
戦後の年月と同じ分を生きてきた僕の実感です。

・・ところで、今の日本の政治状況はどうでしょうか。
総選挙を前にして、マスコミは、自民と民主両党の政権選択しかないような報道ぶりです。これは国民を「錯視」状況に置くものです。小沢さんの辞任をうけて鳩山さんが代表に選出された民主党。僕は民主党は第二自民党だと思っています。日米安保や憲法9条について、自民顔負けの右派の政治家がいっぱいいます。
二大政党制というアメリカ的な発想から抜け出せない、自民・民主以外、政治をやる資格がないかのような言い分こそ、欧州などの実態をみても異様です。
次の選挙で、共産党は議席をおおいに伸ばしてほしい。共産党の支持・不支持を問わず、いまのだれきった政治に緊張をつくるために、そうした議論が起こってもいいのではないか。
「共産党」という党名は変えてほしくない。
人間の生体の悲鳴が聞こえている危機的な状況だからこそ、社会主義を目指す政党として、国民への吸引力を持ってほしいのです。
 (しんぶん「赤旗」より)


資本主義の腐朽によって「人間が内面から崩壊しようとしている」ということ。
「資本主義そのものが問われているのだ」ということ。
そして、だからこそ「社会主義を目指す政党」として「共産党」に「議席をおおいに伸ばしてほしい」と期待しているということ。
もともと政治や社会を見る眼力の鋭い人だと思ってきたが、最近の彼に視点の奥行きの深みや拡がりを感じるだけでなく、その眼差しの何ともいえぬぬくみやあたたかさを感じているのは僕だけだろうか?
記事の写真に写る表情からして、明らかに以前の彼のそれとは違う。



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投稿者:eudaimonia
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