2016/5/17

母校のお役に立てる喜び  短歌

この4月から、出身大学の研究や教育やその他の活動を財政的に支援する基金室の仕事を、特任助教という名の職員として担当することになり、今は原則として毎週一回は大学に出向いている。基金室とは、企業や個人からの寄付を集めることが主な仕事である。今のところその目標は2億円である。

初めての仕事だから、何をどのようにやればいいのか皆目わからなかったが、ふと考えると、出身企業の後輩がある公立大学の理事をしていることを思い出した。前から一度来てくれと言われていたので、大学のホームページで調べると、何と彼の担当業務の中には基金室も含まれていることがわかった。おまけに、その部下には、キャリアカウンセラーの資格を取った際の同期生もいるではないか。

いざ訪問してみると、彼らは実に丁寧かつ率直に実情やノウハウを話してくれた。ありがたいことである。訪問記録とそれを基にした活動方針や計画書を学長や担当理事、総務課長などに提出したら、たいへん喜ばれた。一番喜ばれたのは、担当業務の推進にあたっての方針を立てたこと、今年度の目標を立てたことと、寄付をしてくれた企業や個人への報告のやり方を提案した点である。

その方針は、寄付を集めるたけでなく、その効果的な使い方についても触れ、また寄付をしてくれた企業や個人へは顔の見える報告をすることを提案した。つまりは、業務のPDCAサイクルを回すということであり、また業務の「見える化」でもある。もちろんこれまでも多少はやられていたのだが、もっと徹底してやることである。これらは企業の経験者なら至極当たり前のことだが、大学の教職員にとっては斬新なものであったのかもしれない。

いずれにしても、この歳になって母校のお役に立てることは大きな喜びである。

「故郷の母校に尽くす仕事来て血をたぎらせる古稀前の我れ」

「古稀近く衰へ感ずるこの身でも役立つを知り眼の輝けり」

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