2016/6/7

話せば通じるものだなあ  短歌

以前にここでJRのというか、新幹線の検札のあり方の変化について述べた。従来はチケットそのものの検札が主であったものが、最近は各種の割引チケットの根拠となる会員証などの提示を求めるのが主体になっているのである。今回の東京出張でもそれを体験した。しかも帰路では検札そのものがなかった。

前回のことがあるから予め会員証を準備しておいたので、慌てることはなかったのだが、その際に私は思い切って乗務員さんに話しかけてみた。「感想を2つ述べてもいいですか?」と。一つめは、関西の私鉄ではかなり前からやっている検札のやり方をJRもようやくやるようになって嬉しい、ということである。ITが進んだのでチケットそのものを検札することの意味は今や極めて少ないのである。

二つ目は、検札に来た乗務員が女性であったので、「こういう、感情が絡むデリケートな仕事にあなたのような女性が就いているのは適切な配置であり、効果的です。頑張ってくださいね。」というものであった。これに対する彼女の反応は、「そんなことを言われたのは初めてです。嬉しいです」であった。確かに、顧客と直接接する業務には体格のガッチリした男性や老年の男性よりは女性のほうがはるかに良く適しているように思う。

そうなのか、そうなのだ、そんな印象を持ったのは決して私一人ではないはずなのだが、そういう感想を率直に伝えた人はどうやら少ないようだ。「話せば通じるものだなあ、でもそれも話さなければ通じないなあ」とは改めて感じた感想であった。

「白雲のもくもく湧きて見下ろせり短き春は過ぎ既に夏」


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