2015/10/10

創業6年目に思う  短歌

朝晩の冷え込みは厳しくなったが、それもそのはずでふと気づくともう10月である。世間では、秋冬の服装への衣替えの時期であり、学生にとっては後期の授業が始まる時期である。

私とわが社にとっては、さらにもう一つの意味がある。10月は創業した月であり、特に今年の10月はひときわ意味の大きな10月である。というのは、この10月でわが社は満5年を経過し、いよいよ6年目に入ったからである。

ある調査によると、起業から1年後に生き残っている企業は40%で、5年後には15%、10年後には6.3%となる。そして30年後に生き残っている企業は0.025%で、10000社のうち2〜3社しか生き残れないことを示している。これが「企業の寿命30年説」の根拠となっている。

この零細企業が15%の中に生き残れたのは、偏に顧客先の皆さまのご高配のおかげであるが、それにしてもよくもまあ5年間も生き残れたものである。これも顧客先のお役に立てることだけを追い続けてきた結果なのかもしれない。ありがたいことである。

折も折、私は公益資本主義推進協議会という団体の中で「100年企業研究委員会」の委員長を仰せつかっている。100年以上の企業数は世界で日本がダントツに多いのだが、その秘密を探求してより多くの長寿企業を残そうという趣旨で長寿企業の研究を担当している。

たまたまわが社のクライアントの中には、今年で90周年を迎え100年目に向かって力強く進んでいる企業があるが、その企業とて簡単には100年を迎えられるか微妙な時期にある。長寿企業の秘密を端的に言えば「不易と流行」である。守るべきは守り通すが、変えるべきは思い切って変えて環境変化に対応することである。「進化論」で有名なかのダーウィンも、「生き残れるのは強いものではなく、変化に対応できたものである」と言っている。

ともあれわが社は、次の節目である10年に向けて新たな一歩を踏み出した。10年目にも生き残れるのは社会から必要とされる存在であるか否かにかかっている。是非とも6.3%の中に残っていたいものである。

「起業してふと気がつけば満五年 生き残れるは価値あるからか」

「起業には大なる力要るものの生き残るには意義と価値こそ」
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