2014/11/23

何でも漫画か  短歌

最近、大和郡山市を舞台にした金魚すくい漫画で、9月に第一巻発売されたのがあることを知った。タイトルは大谷紀子の「すくってごらん」というものである。読んでいないので中味はよくわからないが、金魚の産地の大和郡山市にちなんだ金魚すくいにまつわるストーリーなのだろう。

それにしても最近は何かにつけて漫画化する例がたくさんあるように感じる。通常は難しい書物とされる本で漫画化されて読者が増えたケースも少なくない。例えば「もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーを勉強したら」という本は、ドラッカーの原著に負けずにベストセラーになった。

それ以降、今でも人気のあるのが「三国志」「海賊と呼ばれた男」などで、最近では「まんがで身につく孫子の兵法」や「7つの習慣」、「ザ・ゴール」まである。その数は枚挙にいとまがないほどである。それらが受け入れられるる理由のひとつは、原作がしっかりしている点にあるのは間違いない。

そういえば電車の中などでも漫画を読んでいる人をよく見かけるが、最近は40代以上の中年男性や女性にも多いことに気づいた。「いい歳をして情けない」と憤慨していたが、一方では最近は書籍どころか新聞さえ読まない若者が増えていると聞いた。何もかもネットで調べネットで知識やニュース情報を得る世代が増えつつあり、読書離れが進んでいる。

そう考えると、たとえ漫画であっても文字情報に接している人たちはたちまち非難すべき対象とは言えず、読書好き候補者群として大切にせねばならないのかなあ、とも感じた。複雑な思いは残るものの、媒体は違えども貴重な原典に触れようとしている若者を、頭ごなしに避難するのは控える方がいいのかなあ、とも感じた先日の一コマではあった。

「名作を若者向けに漫画化し伝へてゆくも我らの責務」

「頭ごなしに漫画だからと謂ふなかれ手段はともかく名作はよい」

0



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ