2012/11/20

ある大企業の復活の兆し  短歌

近年は株価が大幅に下がり時価総額も激減しているある大手電機メ−カーに最近いくつかの明るい兆しが見えることに気づいた。それはこの6月に社長が交代したころから表れ始めた。

兆しの一つ目は、市場や顧客の方を見た商品企画に回帰しようとしていることである。具体的には、各国別にその国や地域における生活習慣や生活様式を研究するための「生活研究センター」を世界中に開設したのである。遅まきながらもようやくメーカーとしての原点に戻ったようである。

二つ目は、経営資源を環境(グリーン)ビジネスに集中し始めたことである。この企業は、製品の省エネ設計
においても使用済み製品のリサイクルにおいても日本の大手企業の中で群を抜いている。そればかりか、早くから社員に「環境家計簿」をつけさせる「地球を愛する市民活動」に労使で取り組んできた。こういう稀有な企業が本気で環境ビジネスに取り組んだらきっと世界でも有数の環境企業に生まれ変わるに違いない。

三つ目は、4500人いた本社の人員をこの10月から150人に大幅削減したのだが、このコーポレート戦略本社の主要メンバーである人事部長に40代のアメリカ人、しかも女性が就任したのである。早くて的確な意思決定を重視する新社長の意図がひしひしと感じられる。これで少しは内向き上向きの社風が変わるのではないだろうか。

国内8万人、世界で30万人という大世帯はすぐには変われないし、今後も幾多の困難が待ち受けているだろうが、変わろうという強い決意とそのための確実な対策という点で、前社長の時代とは明らかに違うものを感じた。

「日と共に人心むしばみ腐らせる大企業病は根治が要」

「モノつくるよりも資料をつくらせるメーカーもはや残る価値なし」
1



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ