2012/1/8

日本初の氷河が確認された  短歌

昨年末の新聞に、これまでは日本には存在しないとされてきた「氷河」が北アルプスの3ヵ所で初めて確認されたとの記事が出ていた。氷河は、山がちな、または傾斜した地形に、複数年にわたって氷や雪が堆積し、万年雪が圧縮されることでできるものであり、極東アジアではロシアのカムチャッカ半島が南限とされてきた。

これに対して今回確認されたのは、北アルプス・立山連峰の剱岳(2999m)の2つの雪渓と立山の主峰・雄山(3003m)の雪渓の計3ヵ所がそれである。これらはいずれも厚さが30m以上あり、少なくとも数百年前に降った雪からできた氷も含まれていて、GPS(全地球測位システム)による測定では、年間で4m以上移動しているそうである。その速度はヒマラヤの小型氷河に匹敵する。

日本で氷河を探す動きは1970年代からあったそうだが、高い場所に持ち込める観測機器がないため研究や測定が進まなかったものが、技術発展により機器が軽量化でき微妙な動きも捉えることができるようになったのである。この発見により、長期的な気候変動や過去の大気の組成を知ることなどにつながることが期待されている。

気象の世界では後ろ向きな話題ばかりが多い昨今であるが、久しぶりの明るい話題で正月らしい華やかさとロマンを感じ たニュースであった。

「数百年の雪固まりし氷塊のジワリと動き氷河となれり」

「日本にはなしと言はれし氷河なるロマンはじわりじわりと進む」
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タグ: 氷河 剱岳 日本初



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