2021/10/9

昭和の残像と決別する時  短歌

先日の日経新聞の「大機小機」という欄に「昭和の残像と決別する時」と題した記事が掲載されていた。一読して大いに納得し共感した。筆者によると、日本の税制や社会保障制度には「昭和の残像」を残しているものがまだまだ多く、それが日本経済の停滞の一因ともなっている、というものである。

例えば、「第3号被保険者」とは専業主婦と子供2人という「標準世帯」を前提として、会社員らの扶養配偶者に国民年金を支給するための制度であるが、その「標準世帯」は今や現実離れをして久しいのに、税制や社会保障制度は未だにそれを前提にしている、というものである。

考えれば、この他にも雇用に関する法律もそうだし、押印や紙ベースの役所文化が邪魔をしてこの国のデジタル化が世界に後れを取っている実態も、同じく「昭和の残像」を背景にしているからではないだろうか。

筆者はさらに「持続可能な国家を実現するためには、新しい制度のあり方が問われている。近現代の日本が明治維新と敗戦後の経済復興という過去2回全く新しい制度作りに成功したように、今こそそれに取り組むべきだ」としている。因みに、明治維新から敗戦までが77年、来年は敗戦から同じ77年にあたる、そしていずれのケースもリーダー層の交代とセットだったとも指摘している。

明治維新から既に150年余。もうそろそろあのころの社会・経済・生活環境を背景とした制度や仕組みや法律から脱皮するべきだと、私も強く感ずるが、いかがだろうか?
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ