2020/7/30

就職と就社  短歌

コロナウィルスの感染拡大防止のためテレワーク(リモートワーク)が多用されるようになり、同時に働き方改革がいやでも進み始めている印象がある。もちろん中にはコロナの終息後に元に戻るものもあるだろうが、今後もそのまま残る働き方も間違いなくあるだろう。

そういう中でもう一つ話題によく登るようになったのは日本型雇用の見直しという点である。「メンバーシップ型」を欧米などの「ジョブ型」に変えなければならないというのがその主な論点である。

よく考えれば「メンバーシップ型」というのは、ある企業に入社してからその企業内でゼネラリストを育てるため、様々な仕事を体験させていくものであり、そういうやり方ではスペシャリスト、つまりその仕事における専門家は育てられなかった。だからそういう入社の仕方を「就職」と呼ぶのは本当は間違いであり、「就社」と呼ぶべきであった。

ところが、「ジョブ型」になると自分の専門性を活かせる職種に就くのであってそれはどこの会社でも構わないし、その会社で自分の実力を発揮できなかったらさっさと別の会社に変わっていくのだから、これこそが「就職」と呼べるものなのである。

コロナ禍を機にそういうことが本来の姿に戻ることにつながっているのだから、コロナ禍もあながち悪い側面だけで見るのではなく、いい面にも目を向けていいのではないだろうか。またこれも、ピンチをチャンスに変えることのひとつなのかもしれない。
0

2020/7/22

同窓会長就任から1ヵ月経って  短歌

6月13日付で和歌山大学同窓会の会長に選任されてからあっという間に1ヵ月が経過した。この間、母校へ伺い、学長、学部長や主要な教職員の皆さま方へご挨拶を済ませたほか、折からのコロナ禍で生活が困窮している学生の状況の把握と同窓会から提供できる支援策の検討などを行ってきた。また同窓会内部的には、1年先輩の事務局長との打合せを行い、年間行事やお互いの役割分担についての確認などを行ってきた。

私が目指す同窓会の姿は次の3点に集約される。
@幅広い世代の会員と母校のお役に立てる、魅力ある同窓会
A母校と本部と各支部が、さらなる一体感を感じられる同窓会
Bより組織的でオープンな運営をする同窓会

これを実現すべく、取り組んでいる重点施策は次のとおりである。
@意思決定は、できるだけオープンな形で進めていく。
A各種課題の解決に当たっては、広く会員の知恵と力を結集して組織的に取り組む。
B広報活動は、そのタイミングや効率・効果も意識して取り組む。

@を実現するためには、従来は年に1度であった会長・副会長会議をWEBやメールも使って1ヵ月に1回以上開催し、課題の重要度と緊急度から「優先度」を合意したうえで取り組むことにしている。
A優先度の高い課題に関しては委員会やプロジェクトを編成し、小規模支部や地方支部の中からも広く参画してもらうようにしている。
B広報活動の目的は、母校や学部、同窓会や関係者にとって誇りや自信につながるものを目指すこととし、SNSも活用してより効率的で効果的な広報活動を行うこととしている。

私に託された会長の任期は2年間なので、できるだけ早く改革の道筋をつけて、次は60歳代の後輩にバトンタッチしようと考えている。さあ忙しくなるぞ!
0

2020/7/8

「マイサポいこま」は進んだ制度だなあ  短歌

生駒市の広報誌の中に今年も「マイサポいこま」の募集チラシが同封されていた。「マイサポ」というのは、生駒市内で社会貢献活動をしているボランティア団体を支援する制度のことで、平成23(2011)年から始まったものだからもう10年目になる。

制度の概要は、個人市民税の1%(生駒市の場合は約8200万円)を総原資として、それを18歳以上の市民の数で割り市民一人当たりの支援金額(今年の場合は835円)を算出する。それを、予め市に登録済みの「マイサポ団体」が提示する「マイサポ事業」のどれかを3つまで選んで応援することができる、というものである。

今年の場合、私は「親子で味わう山のようちえん」(生駒山の山中での自然ようちえん)と、「子ども・居場所食堂」(食べることやその他で困っている子供たちと、毎月1回一緒に調理をして食べると共に、昔遊びや工作をして楽しむ)という、将来を背負う子供たちへの投資に関する事業を選択した。

併せて、市内を流れる龍田川や富雄川の支流に蛍が飛び交う水辺を創り、市民に憩いの場を提供しようとしている「市民公益活動団体ほたる」も選択した。だが、1人あたりだとほんのわずかな金額になってしまうので、妻の節子さんと長男の和也にも声をかけて同じ事業を選択してもらった。

我がまち生駒の市長は、かねがね自治体を経営する感覚に優れていると感じていたが、この制度も他の市町村では見ない先進的な制度である。納めた税金を市長や市の職員に丸投げするのではなく、そのうちのごく一部であるにしても市民自らが選択できるようにして手応えを感じさせている点がいい。こうすればいやでも税金の使われ方に市民の関心が向くし、日本では馴染みが低い「寄付」にも通じるいい制度である。大いに参考にしたい。

0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ