2020/5/10

歯磨きとはすき間掃除と見つけたり  短歌

妻の節子さんの紹介で、自宅から徒歩20分車なら5分の歯科医に通い始めたのは昨年の12月上旬であった。それからはほぼ毎週のように歯科医へ通院を続けていたが、ほぼ半年となる5月上旬の診察日には歯ブラシを持参するように言われたのでその通りにした。

歯科医からは「あなたの歯は親からもらった強い歯のお蔭で今も持ちこたえているが、それを過信していたせいかあちこちに虫歯と歯周病の兆候がある。またどうも歯磨きのやり方が杜撰である」と指摘されていた。そして治療が始まったのだが、どうやらそれが一通り終わったようで、今回は歯の磨き方の指導が目的であったようだ。

いつものように口を開けるなり、歯科助手に何やら紫色の液体をすべての歯に塗られた。「一旦口をゆすいでから歯を磨くように」との指示に従っていつもどおりに磨いてみた。それを診察した歯科医から小さな鏡を手渡されて見てみると、歯と歯のすき間にまだ紫色が残っている。そこでさらに、歯と歯のすき間にブラシを当ててから磨くようにと指示されたので言われるとおりにやってみた。

その後でまた鏡で見てみると、紫色はきれいになくなっている。そうなのか、歯を磨くというのは文字どおりに「歯を磨く」のではなく「歯と歯のすき間を掃除すること」なのだと初めて気づいたのであった。人生70年をいくつか過ぎて、やっと正しい歯の磨き方を知ったわけである。

思い返せば、小学校卒業以降で初めて歯科医に診てもらったのが50才くらいの時で、溜まった歯垢を除去してもらうためであった。その後は全く歯科医とは遠ざかっていたので、やむを得ないかもしれないが、歯ならぬ目からうろこがポロリと落ちた思いであった。

歯科医からは「これであなたの治療は終わりです。もう来なくてもいいです」と言われ、ひとまずの区切りは着いたのだが、今回学んだ歯磨きの「極意(?)」を忘れずに、毎日正しい歯磨きを続けよう!
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