2019/9/29

関電よ、お前もか?  短歌

数日前から関西電力の会長、社長以下の役員、幹部が原発の地元自治体の助役から3億円以上の金品を受け取っていたことが報道されている。

関電の説明によれば、受け取った金品は既に返却済みだということだが、それで済まされる問題ではない。特に、受け取ったあとの保管管理が各個人に任されていたことが大問題である。またこの問題が税務調査の一環で明らかになったということも問題である。会社側から明らかにする姿勢はなかったからである。

先日の台風で千葉の房総半島では広域的な停電が長期にわたって解決されなかったが、この際の東電のお粗末な対応も大きな批判を呼んだ。福島の原発の問題でも、杜撰な管理体制が白日のもとにさらされたが、自治体のお粗末さと東電との連係の不味さも加えて、またかと感じていたところである。

両社に共通しているのは、企業体質として顧客である市民の方に向き合わず、お役所の方を向いている、ということである。役所対策のうまい人が出世する体質だという点が一番の問題であり本質であろう。

こうした面から見ても、世の中がグローバル化し世界における日本の位置づけも大きく変化した今、役所の許認可行政のあり方、役所と企業の関係など明治以来の枠組みは抜本的に見直すことが必要である。

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2019/9/23

いやあ、映画もなかなかいいものだ  短歌

最近、立て続けに二本の映画を観た。映画館で観るのは久しぶりである。タイトルは、「引っ越し大名」と「記憶にございません」である。

「引っ越し大名」のほうは、江戸時代に何度も何度も転封つまり引っ越しを強いられた越前松平家が姫路から大分の日田へ、そして東北へと、その後も何度も引っ越しを重ねる、という物語である。

元々財政に余裕のない藩で、書庫番をしていた若い下級武士が引っ越し奉行に任命されるが、その誠実さから周りの協力を集め、結束して使命を果たし、やがて家老に引き立てられるという結末であった。

「記憶にございません」のほうは、三谷幸喜の作品で、ワンマンで傲慢で歴史的に支持率の低い総理大臣が頭に投石を受け記憶喪失になった物語である。記憶を失ったおかげで、彼は
自分が成してきた悪政もその根拠となった腹黒い考えも忘れてしまっていた。

だから一人の人間として、あるべき姿を求めて判断し行動した。記憶を失くしたからこそ自分のこれまでを躊躇なく否定し覆すことができたのである。その結果は、総理大臣としても人気を取り戻し家庭内にあっても家族からの信頼と愛情を取り戻すことができたのである。

誰かのセリフではないが、いやあ映画ってなかなかいいものですね、と叫びたい心境である。
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2019/9/14

瓢箪山という駅  短歌

約12年前に生駒に転居してから、先輩の紹介で知った瓢箪山のスナックに年に数回行くようになった。それまでは全く知らなかった場所である。調べてみると、瓢箪山の地名の由来は、古墳時代後期の6世紀末に作られた古墳の形が双円墳で瓢箪の形をしていたところから通称「瓢箪山古墳」と呼ばれるようになり、周辺の土地も瓢箪山と呼ばれるようになったらしい。

実は、近鉄電車の瓢箪山駅の奈良方面行きのホームには楠正行の墓標があるのである。あの楠木正成の息子であり、四条畷の戦いで勇名をはせた武将である。正行の墓は近くの四条畷神社の境内にもあると聞いているが、伝説ではこの駅のあった場所にもお墓または身体の一部が埋葬されていたのかもしれない。

現在の駅前は、線路と直角につまりはほぼ南北に長い商店街が広がっており、乗降客の数は朝昼晩を問わずかなりの数になる。バスのターミナルにもなっており、北側のJR四条畷駅や南側の近鉄山本駅との間を毎時数本ずつ走る路線がある。にもかかわらず、この駅には各駅停車しか停車しない。これははおかしいことである。なぜそうなのであろうか?

思えば、1つ大阪寄りの東花園駅にはラグビー場があるせいか準急が停まり、大きな大会がある時期には快速急行まで停車する。その隣の駅だからであろうか? いずれにせよ、不思議な話ではある。

  近鉄「瓢箪山」駅のホームの楠木正行の墓標
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2019/9/5

目的があれば  短歌

この2ヵ月余りの腰痛治療を経験して痛切に感じたことがある。それは、念ずれば通ずるというか、目的さえあれば、そしてそれが強い熱意に裏づけられていたら、何とか実現するものだということである。

今回の北アルプス遠征のための鍼灸による腰痛治療がその最たるものである。目的さえあれば、先ず自分自身が必死になるだけでなく、治療に当たる鍼灸師もできる限りの努力を傾けてくれるものだということを再認識した。

さらには、同行予定の親友達も通常の協力や配慮だけでなく、場合によっては本人以上の熱意からの厳しい助言と叱咤激励をしてくれたのである。これで治らないはずがない。こうして今回の北アルプス遠征は大成功したのだが、成果はそれだけに留まらない。

腰痛治療に精を出していると、体重管理にもプラスに作用したようで、あれだけ苦労しても中々下がらなかった体重が、遠征の直前には67kgを切るかどうかくらいまで下がったのである。これは、半年で約2kg、2年間では5kgも落としたことになる。いわゆる相乗効果ということであろうか。

人材育成の上でよく言われる「目的を持てば実現する」ということを身をもって実感した。
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タグ: 目的 熱意 実現



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