2019/8/7

初めての乗鞍岳  短歌

先日は、初めての乗鞍岳に登ってきた。北アルプスの主な山はほとんど登ってきたが、実は乗鞍岳だけは行ったことがなかったのである。標高3026メートルの剣ヶ峰山頂は、その名のとおり綺麗な尖峰を大空に突き立てていた。1日目は剣ヶ峰を間近に仰ぐ肩の小屋に泊まり、鋭気を養う。2日目は早朝3時半に起床して、暗闇の中ヘッドランプを頼りに300メートルを登り山頂を目指す。火山帯特有のガラガラ道は実に歩きにくい。

約50分で山頂に着きしばらく待つと、4:58にようやく待望のご来光が顔を出す。見事なオレンジ色が辺りを染め上げると、瞬く間に大空は明るさを増し、夜明けの様相を呈する。実に鮮やかな朝の幕開けである。明るくなってみると、南側には御岳山が間近に聳える。北側には、槍ヶ岳から西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳の穂高連峰がどっしりと構えている。そのほか、八ヶ岳越しに中央アルプスや南アルプスの連峰もその峰々を表わしている。実に素晴らしい光景である。

しばしの眺望を楽しみ記念写真を撮った後は、肩の小屋まで降って朝食を楽しむ。そのあとは乗鞍高原までの1200メートルの降りである。山頂からの降りを含めると、何と1500メートルも一気に降ることになる。しかも足元はガラガラであるため、滑らないように神経を使いながらの歩きとなる。高原まで降りた後は、天然温泉付きの高原ホテルで入浴と地元食材の夕食を楽しむ。

3日目もまたまた素晴らしい晴天である。日本の滝百選に選ばれた三本の滝や善五郎の滝などを散策の後、もう一度入浴してから帰路のマイクロバスに乗車する。車中は、満足感と各種アルコール類でワイワイガヤガヤと会話が弾む。神戸まで帰るバスから私だけが京都で下車して、自宅へと帰った。お盆明けの北アルプス西部の縦走の成功を予感させる、最高の3日間であった。
 
 1日目に乗鞍岳・剣ガ峰を望む(肩の小屋の手前から)
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 2日目の夜明直後の槍穂高連峰のシルエット
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 3日目の朝、乗鞍高原からの剣ガ峰
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