2019/8/29

北アルプス西部7日間縦走は大成功!  短歌

8月21日から27日までの7日間は北アルプスの西部地区を縦走してきた。コースは富山から折立登山口に入り、薬師岳、雲ノ平、祖父岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳、鏡平を経て新穂高温泉へ至るものであった。メンバーはいつものドリカム登山会のメンバーである。

実はこのコースは、大学のワンダーフォーゲル部に入部してすぐの8月に燕岳〜槍ヶ岳〜双六岳〜雲ノ平〜薬師岳〜折立までを14日かけて歩いたコースのほぼ半分を逆方向に歩いたものである。つまりは今回の多くの山は実に53年ぶりに訪れたことになる。しかしながら今回は53年前とはいくつかの点で違いがあった。

1つ目はメンバーである。53年前はワンゲル部員だけだから全員が若かったし、人数も8名くらだったが、今回は同い年の仲良し4人組である。私自身はと言えば、19才当時と71才とでは体力には天地ほどの差があるし、50kgであった体重も今や67kgだからこれも大違いである。

2つ目は荷物の重さである。当時は今のような縦長のザックではなく横長で帆布製のキスリングを背負ったし、テントも水を吸いやすい帆布製で、さらには食料まで持参したから約40kgくらいを背負ったものだが、今回はすべて山小屋泊まりだから約8kgに抑えることができた。

先日来ここに書いたように、1年半前の腰椎骨折に端を発する腰痛のために、何度も参加を断念しかけた今回の山行であったが、名人鍼灸師のゴッドハンドによる治療と、メンバー全員による緻密で安全対策を盛り込んだコースプランのおかげで何とか完走できたことは筆舌に尽くせないほどの感動であった。

今回の縦走の成功によって、腰痛もほぼ克服できたし、体力と脚力についても大いに自信を取り戻すことができたが、これは偏に、計画段階から事前のトレーニングそして本番まで、一貫して私を励まし支援し続けてくれた親友たちのお蔭である。「持つべきものは友」を強く実感した。

 槍ヶ岳をバックに(祖父岳にて)
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 縦走路からの槍ヶ岳(3180m)
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 三俣蓮華岳をバックに休憩中
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2019/8/19

念願の北アルプス再挑戦  短歌

昨年1月の腰椎圧迫骨折から1年半、骨折の治療そのものは終わっていたものの、昨年は後遺症としての腰痛に悩まされ、登山ができず棒に振ってしまった1年間であった。やむを得ず15年ぶりに再開した門真市の鍼灸院であったが、これがみごとに大当たりで、12回通ってようやく明後日からの北アルプス最深部の縦走に参加できる見通しが立った。

今回の行き先は、富山から登山口となる折立に入り先ずは1000m登って太郎平小屋に泊まる。翌朝は軽荷で薬師岳山頂(2926m)まで片道600mのピストンである。この小屋でもう1泊した後は、これまた急坂を経て雲ノ平に向かい雲ノ平山荘に泊まる。それ以降は、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳などを経て鏡平山荘に泊まり、最終日は新穂高温泉に降って入浴後は長距離バスを乗り継いで京都まで帰ってくる計画である。

実は1ヶ月くらい前までは「行ける」という自信と不安は半々であった。従って、もし行けなかったらどういう言い訳をしようかとか、行けない場合はいつまでに決断すべきかなどと、悶々としていたのだから、わからないものである。鍼灸院の銘治療師さんも「何ごとも、どうしても達成したいという目標があれば、人間は何でもできるものですね」と苦笑されていた。私も全く同感である。

もっとも今回のような北アルプス級への長期の遠征は来年以降はたぶん難しいであろう。だからこそ、今年が最後というつもりで臨みたいのである。3人の大親友と行く4名での今回の遠征が無事にまた好天のもとに成功裡に終われるよう、仏壇にもよくよくお願いしておいた。
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2019/8/14

初めての自己お灸  短歌

先日は初めての自己お灸を体験した。お灸そのものは、15年前にぎっくり腰の治療のために体験したし、今回も腰痛治療のために鍼灸治療を受けているのだが、それを自宅で自分でやったのは生まれて初めての体験である。

お灸を据えてもらったことはこれまで何度かあったが、それを自分自身でやることになろうとは思ってもみなかった。だがそれをやることになったのは、今回の北アルプス7日間縦走計画とかかわりが深いのである。

1年半前に患った腰痛圧迫骨折の治療は意外に長くかかってしまい、そのせいで運動不足となり腰痛まで引き起こしてしまったのだが、2年ぶりの北アルプス遠征、それも何と6泊7日の縦走計画を達成するには何としてもその腰痛を克服せねばならないため、15年ぶりで著名な鍼灸治療院の門を叩いたのである。

そのおかげで症状はグングンと回復しているのだが、遠征実施までには日にちの余裕はない。必死に頼み込んで2週間に3回のペースで治療を受けているのだが、ある日先生がこれは特別ですよと言いながら、お灸を1シートプレゼントしてくれたのである。どうしても北アルプスに行きたいのなら、自宅でもお灸をやってみなさい、という親心である。

お灸を据えるツボも教えてもらって、自分でもやってみた。何というか不思議な気分である。写真は、そのお灸の拡大写真と、チャッカマンや灰皿、ツボの位置図も合わせたお灸セットである。先生の熱意に応えるべく、教えてもらった筋トレと共にお灸にも挑戦して、1週間後の北アルプス縦走に何としても成功したい。

 お灸セット(お灸、チャッカマン、灰皿、ツボの位置図)
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 お灸本体(拡大写真)
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タグ: お灸 ツボ 腰痛対策

2019/8/7

初めての乗鞍岳  短歌

先日は、初めての乗鞍岳に登ってきた。北アルプスの主な山はほとんど登ってきたが、実は乗鞍岳だけは行ったことがなかったのである。標高3026メートルの剣ヶ峰山頂は、その名のとおり綺麗な尖峰を大空に突き立てていた。1日目は剣ヶ峰を間近に仰ぐ肩の小屋に泊まり、鋭気を養う。2日目は早朝3時半に起床して、暗闇の中ヘッドランプを頼りに300メートルを登り山頂を目指す。火山帯特有のガラガラ道は実に歩きにくい。

約50分で山頂に着きしばらく待つと、4:58にようやく待望のご来光が顔を出す。見事なオレンジ色が辺りを染め上げると、瞬く間に大空は明るさを増し、夜明けの様相を呈する。実に鮮やかな朝の幕開けである。明るくなってみると、南側には御岳山が間近に聳える。北側には、槍ヶ岳から西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳の穂高連峰がどっしりと構えている。そのほか、八ヶ岳越しに中央アルプスや南アルプスの連峰もその峰々を表わしている。実に素晴らしい光景である。

しばしの眺望を楽しみ記念写真を撮った後は、肩の小屋まで降って朝食を楽しむ。そのあとは乗鞍高原までの1200メートルの降りである。山頂からの降りを含めると、何と1500メートルも一気に降ることになる。しかも足元はガラガラであるため、滑らないように神経を使いながらの歩きとなる。高原まで降りた後は、天然温泉付きの高原ホテルで入浴と地元食材の夕食を楽しむ。

3日目もまたまた素晴らしい晴天である。日本の滝百選に選ばれた三本の滝や善五郎の滝などを散策の後、もう一度入浴してから帰路のマイクロバスに乗車する。車中は、満足感と各種アルコール類でワイワイガヤガヤと会話が弾む。神戸まで帰るバスから私だけが京都で下車して、自宅へと帰った。お盆明けの北アルプス西部の縦走の成功を予感させる、最高の3日間であった。
 
 1日目に乗鞍岳・剣ガ峰を望む(肩の小屋の手前から)
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 2日目の夜明直後の槍穂高連峰のシルエット
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 3日目の朝、乗鞍高原からの剣ガ峰
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