2019/6/8

時刻表って売れてるんだろうか?  短歌

環状線の車中にJR時刻表の吊り下げ広告があった。しかも電子版もあるという内容である。余計なことだが、今どきそんなものが売れるのだろうか、と少し心配になってしまった。

思えばふた昔前は時刻表は出張や旅行をする者にとっては必須のアイテムであった。分厚い冊子をひっくり返しては最短時間で行ける経路を調べたり、列車の乗り継ぎが可能かどうかなどを調べるのは楽しみでもあった。

しかしそれも、インターネットが普及し、さらには携帯電話でそれらを検索できるようになってからは無用の長物となった感がある。だからこそ、今でも紙版の時刻表が売られていることに驚きを感じたのである。

販売されているということは何らかのニーズがあるには違いない。とすればどんな人が、何の目的のために買うのかが気になってくる。例えば携帯電話やスマホを持たない人は買うのかもしれないが、その他にはどんな人がいるのだろう。どんな使われ方があるのだろう。なかなか浮かばない。

ITが普及し、デジタル全盛となった今、時刻表のようにその役目を終えてしまった商品や機器は少なくない。ましてAIがもっと普及したら、人間やその職業だって従来のままでは存在感が薄れるようになるのだろうなあ、などと考えながら乗り継ぎ駅で電車を降りた。

1



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ