2019/5/3

大河ドラマを見ない初めての年  短歌

思い返せばこの50年間くらい、NHKの大河ドラマを観なかった年はなかったのではなかろうか。テーマは上杉謙信であったり、武田信玄であったり、徳川家康であったり、豊臣秀吉であったりした。しかしながら、今年はとうとう初めて大河ドラマを観ない年になってしまった。

現在放送中の「いだてん」については以前にも書いたが、あまりにも面白くないし、むしろ観ていて腹が立ってくるから先月からは観るのをやめてしまった。そうすると日曜日の20時からというゴールデンタイムに観る番組がなくなり、ぽっかりと穴が開き時間の使い方のリズムも乱れてしまうので、どうも締まりのない日曜日になってしまった。これもNHKの責任である。

なぜ面白くないのか?ある人は、「大河ドラマは歴史上の人物を取り上げないと面白くないから」と言っていたが、私はそれだけではないと考える。前にも書いたが、脚本のまずさがより大きな原因だと確信する。具体的には次の2点であろう。

1つ目は、主題の拡散である。金栗四三またはオリンピックの物語にしておけばいいのに古今亭志ん生まで取り上げ、かつそれを前述のたけしにやらせているから、さらに主題が広がりすぎて何の物語か何を伝えたいのかがぼやけまくっている。ここが脚本家の最大のミスであろう。朝ドラで成功したからといってその手法をそのまま使うのは、日曜の夜にじっくりとドラマを観ようとしている視聴者に対して失礼である。

2つ目は、ミスキャストである。ナレーターとしての声の出演だけならまだしもあの濃いキャラクターのビートたけしを起用したのも失敗であろう。これにより主役であるはずの中村勘九郎がかすんでしまっている。これは出演する俳優に対しても失礼極まりない。

こんなドラマに出演料を含む多額の制作費を浪費しているなら、金輪際NHKの視聴料は払いたくない。そうだ、政府は視聴者もそういう形で意思表示ができるようにすべきなのではないだろうか?
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