2018/5/29

AIのせいで、なくなる仕事  短歌

昨日の新聞に「道徳の科目の評価の難しさのためたくさんの教師が悩んでいる」という記事が出ていて腹立たしくなった。悩みの原因は、他の科目のように数字で評価するのではなく、道徳の科目の評価は文章でやらねばならないことである。

この話を聞いて、最近話題になっているAIの話を思い出した。それはオックスフォード大学のオズボーン准教授の「今後20年でなくなる仕事、残る仕事」という論文に端を発した議論である。所属する研究会でも議論した私の結論は、AIが浸透してきていくつかはなくなる仕事もあるが、ほとんどは名前は同じでも内容が変わって残る、ということである。

例えば教師の仕事も、教科書に載っている知識を生徒に伝えるだけの仕事はAIに取って代わられるが、生徒のレベルに合わせて指導することや生徒の悩みの相談に乗る仕事はなくならないのである。これは銀行員の仕事がお金を貸すことからお客の資金運用や老後の生活相談に移ってきていることを見てもわかることである。

つまりは、ロボットが来てもAIが来ても、自分自身の役割をきちんと認識して、それを果たせるように学習を続けているかぎりは心配ないが、過去の蓄積だけで生き残ろうとしても無理だということである。わかり切ったことではないか。寝ぼけていては世の中の動きから取り残されるばかりであろう。
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2018/5/26

隣席の乗客との会話  短歌

その老婦人は名古屋から乗車してきた。東京行きのひかり号の私の定席であるE席の隣席のD席に着いたその人は大きなキャリーバッグを膝の前に固定しながら「お世話になります」と言って座った。私もつられて「いえいえ、こちらこそ」と返していた。溜まっていた本を読んでいた私に遠慮してか、その人はしばらくは黙って座っていた。

ところが列車が浜松を過ぎたころ、「そんなに小さな文字が読めるなんて、目がよくていいですね」と声をかけてきた。それで「いやあ、十数年前に白内障の手術をしてからはおかげさまで近視も進まなくなったのですよ」と答えたら、「私も白内障の手術を数年前にやったが、どうも調子がよくなくて。病気の治りも遅くて、歳を取るといけませんね」と返事がきた。

私は「そうですね、でも、ものは考えようではないですか?年寄りのほうが病気の進行が遅いという面もありますよ」と返した。老婦人もそれは肯定し、その後はその人が静岡まで行くのだとか、私は研究会で東京に行くのだとかを話したりから始まって、前回の研究会のテーマであったAIの話まで発展し、いくらAIが進化しても人間には敵わないとか、人間というものはいいですね、などに話題は及んだ。

老婦人は「お世話になりました」と言い残して静岡駅で降りた。読書の邪魔をされたという気持ちより、何やら清々しい気持ちになれたひと時ではあった。
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2018/5/22

近鉄がようやく動いた  短歌

枚方市から生駒市に転居して早や10年余りとなった。妻の節子さんとよく話すのは「10年どころかもっと長く住んでいるような気がする」ということである。そういう会話ができるということは、この地やこの家に文字どおり馴染んでいるということであり、転居やこの地に対しては夫婦共に不満がないという証である。

ただし細かな点ではいくつかの不満があるにはある。その一つが、生駒駅から最寄り駅である一分駅までの支線の生駒線の終電が早いことであった。ところがである。最近気づいたのだが、終電が15分くらい延びた。今までは23:36発が最終だったのが23:57まで一便増え、20分くらい遅くまで電車に乗れるようになったのである。

たかが20分されど20分である。この時間帯の20分は大きい。遅くまで電車のある生駒駅から自宅までは歩けば30分はかかるし、タクシーなら5分だが1300円くらいかかるのが、電車で帰れるのは大きい。これまで何度かホームページを通じてや本社への投書をした際は、紋切り型でまさにお役所的な回答しか返してこなかったあの近鉄だが、ようやく動いたなあというのが実感である。

お役所みたいな会社でも素直に動けば世間からきちんと評価される典型かもしれない。大学の改革もやり続けるようにしよう。
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タグ: 近鉄 終電 大学改革

2018/5/18

正しいスクワット  短歌

脚力増強と体重低減の運動の一環として昨年から実施しているスクワットだが、ここにきて大きな成果をもたらしてくれている。ヨチヨチ歩きだったのが昔の速度で歩けるようになったのだが、その理由は大股で歩けるようになったからである。

その理由はこれまでの我流のスクワットから、ある本に従って「正しいスクワット」に変えたからである。「死ぬまで歩くにはスクワットだけやればいい」というその本によれば、「正しいスクワット」のやり方というのは次のようになる。

@毎日、朝晩行う。
Aゆっくり行う。(腰を下ろすのに4秒、上げるのに4秒が基本)
B膝を90度より深く曲げない。(深く屈み過ぎると膝を痛める原因に)
C意識を太ももに集中させる。
D腰を曲げない。(お尻〜頭を床と垂直に保つ。深い呼吸をするために大切)
E腰を下ろすときに息を吐き、上げる時に息を吸う。(口で吐いて、鼻から吸う)
F食前に行う。(身体への負担を減らすため胃腸が休息している間に行う)
G入浴前に行う。(入浴後は副交感神経が高まり眠くなるため)
Hゆったりした服装で行う。(身体を締め付けると血液のめぐりが悪くなるため)
I痛みを感じたらすぐに中断する。

このやり方の最大のポイントは「深い呼吸」である。スクワットが効果的である理由は、筋力を強化し、血流をよくして、「自律神経」のバランスを整える適切な運動であるから、であるそうだ。この方法による効果としては、認知症を予防することや便秘にも効果があり、免疫力も高めてくれるようだ。

何ごとそうだが、我流や自分勝手なやり方はいけない。やらないよりも却って効果がそがれることもある。きちんとしたセオリーや正しいやり方に沿って行わなければ正しい効果は得られないのである。改めてそれを思い知った。

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2018/5/14

「持つべきは友」を痛感する  短歌

昨日は同年令の大親友と作っている「四人会」のイベントがあった。近鉄の石切駅から生駒山に登り、奈良側に降りて銭湯で入浴してから生駒駅前の居酒屋で反省会といういつものパターンである。ただしいつもと違うのは、骨折の後遺症的な腰痛により私だけが登山はせず下山後の反省会から合流するという点である。

今回のイベントの主旨は、家族関連の用件でしばらく故郷に里帰りしていたメンバーの山登り復帰祝いと、私の体調の近況報告会である。

前日までは、午後からの降雨は予報されていたが、実際には朝10時前から降り始めてかなり激しい降り方となり、反省会をしていたお店では突然生駒市からの土砂災害警報がスマホへ発報されるほどの豪雨となった。山上での一献会の場所も水浸しであったそうだが、そこは百戦錬磨のメンバー3人、たじろがずに山頂売店から生ビールを運んだり持参の焼酎やレア日本酒を楽しんでいたそうだ。彼らはほんとにスゴイ。

生駒駅前の居酒屋で合流した3人に、私から1枚の紙にまとめた近況を報告した。みんな私の回復を自分のことのように喜んでくれ、一日も早い登山復帰を望んでくれた。あるメンバーから私の回復の原因について聞かれた際、私はすかさず、1人のメンバーがSRS(シュッシュ・リバイバル・ストラテジー)と銘打った「健康づくり・体重低減作戦」にお付き合いしてくれていることを挙げた。

このおかげがあってこそ私の体重は順調に低減しているし、最近では従来のように大股歩きができて歩行速度が戻ってきたので「ヨチヨチ歩き」をしなくても済むようになったことは疑いがない。特に、この活動の一環として取り組んだ「スクワット」が大きく奏功しているのである。

実はスクワット自体は1年以上前から取り組んでいたのだが、沈み込むときに吐き身体を伸ばすときに吸い込む呼吸法や、ゆっくりと時間をかけて上下するなど、「正しいスクワット」のおかげで脚力増強と腰痛の緩和が急速で進んでいるのである。これはずっと付き添うように伴奏してくれる大親友がいなければ続けられなかったことである。

「持つべきは友」・・・改めて痛感した。
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