2014/12/21

「ジビエ」という考え方  短歌

最近は「ジビエ料理」など「ジビエ」ということばをよく聞くようになった。「ジビエ」というのは、本来はフランス料理の用語で、狩猟によって獲られた野生の鳥獣のことを指すことばである。

このことばが広まった背景には何があるのだろうか?気になったので自分なりに調べてみた。そうすると、そこには鹿害という事実が浮かび上がってきた。人間からはどちらかというと親しまれている動物が今では害獣として扱われている現実がそこにはある。

そう言えば数年前に四国の剣山では1900メートル近い山頂近くの樹木まで樹皮が鹿に食べられるという鹿害が拡大しているのをつぶさに見た。その後、大台ヶ原でも鹿が大きな顔をして生活をしていた。子供はバンビと呼ばれたりして人間からは親しまれている鹿も、今や大自然にとっては害獣なのである。

しかしながらよく考えてみると、鹿たちも何も山の奥や高山の山頂にまで好き好んで進出しているわけではあるまい。元々住んでいた地域が住みにくくなってきたからこそ、従来は行かなかったところにまで行かざるを得なくなったと見るのが妥当であろう。

ということは、その原因を作ったのは人間にほかならない。科学や技術の発達は望ましいことだが、あまりにもその使い方が激しかったり急速度であったために、自然界のバランスが崩れてきているのであろう。この地球を生かすも殺すも人間次第というわけである。

改めて、人間という動物の尊大さ、傲慢さを見せつけられた思いがした。

「文明の力で進化せる人間どもは自ら己れの首締む」

「害獣だ益獣だとの区別せる人間は誰の審判受ける」

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タグ: ジビエ 鹿害 害獣



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