2012/3/5

キャリアマネジメント研修の目的  短歌

ある大手企業 のキャリアマネジメント研修の今年度最後の研修に臨んできた。今年度は合計9回の研修を行い、約200名の受講者と接してきたことになる。今年度はこの企業としての初年度であったため、実際には52才から56才くらいの社員が対象であったが、4月からの次年度には本来の50才から51才の社員が主対象となる。

この1年の研修を通じて感じたのは、大手企業の社員、特に管理職ほど定年後や老後についての感覚や覚悟が甘いということである。すなわち、いざとなったら会社や周りが何とかしてくれる、何とかなる、という気持ちが強いことである。ところが、実際には何とかならないのが現実である。

この研修で強調する最大のポイントもそこに置かれている。つまり、個人と組織のもたれ合いのような関係から自立し、個人と組織はそれぞれに独立した関係であることを悟り、個人には組織からの「自律的」な存在であることが求められているのである。その意識改革こそがこの研修の目的である。

だとすればそれに気づきセカンドキャリアを設計するのは早いに越したことはない。少しでも早い段階で、自分の「強みと弱み」や「価値観」そして「周囲からの期待(自分の役割)」に気づいて、それらを基にどういう「セカンドキャリア」を設計するのかが重要なのである。

自分で設計したキャリアビジョンならば環境変化に合わせていつでも修正できるし、仮に達成できなかったとしても自分に納得できるというものである。そういうことに早く気づいてもらい行動を起こしてもらうようにすることがこの種の研修の目的である。さあ来年度もそこを一層明確にしながら研修を進めて行くことにしよう。

「定年後いかなる人生送るかをひと足早く設計せんとや」

「豊かなるキャリアビジョンを立てるため強み弱みを棚卸しせん」
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