2011/9/5

風通しのよい会社を目指す  短歌

私がお世話をさせていただいているある企業では昨年から人事評価制度の改革を実践中である。当初の取り組みとしての考課票の改訂や評価者研修、考課調整会議などのほか、この夏の賞与からは評価のフィードバック面談も始めた。

この面談がきちんと実施されているかのフォローや評価についての従業員の認識の把握などのため、今年は初めて意識実態調査も行った。折角の機会なので、調査では職場の雰囲気や上司に対する見方など、評価や面談以外の項目についても質問を追加してみた。また個人の匿名性の確保のため無記名式にしただけでなく回答書は会社に提出せずに当社へ直接郵送してもらうように取り計らっていただいたおかげで、回収率は87%と、まあまあの結果であった。

先週はトップと部課長対象に調査結果の中間報告を行い、今日はトップへは60ページ弱の最終報告書をお届けし、全体朝礼において資料を配布し結果報告をさせていただいた。この会社ではこういう調査やその結果を全員に報告するという機会はあまりなかったせいか、朝礼では私からの報告に全員がシーンと聴き入ってくれた。

言うまでもないがこういう調査の大切さは、従業員の声にトップが関心を持っている、聞く姿勢をもっているということが従業員に伝わることである。従って今朝の朝礼での報告の際も、私はその点を強調しておいた。またそれを全員にわかっていただくために、従業員さんが記入された自由コメントはできるだけたくさん報告書に記載しておいた。

それも表現をマイルドに書き換えないでできるだけオリジナルを尊重してそのまま記載した。またトップにとって耳の痛いであろう内容もすべて記載した。皆さんが真剣に聞いていただけたのは、そういう意図やトップの決意が従業員の皆さんへもある程度伝わったからではないだろうか。

幸いトップからは、この調査結果を精査して手が打てるものには手を打つことや改善に向けての検討を始めるという意思表明を全員の前でしていただいたし、この調査は今回限りにはせず今後も継続させたいという内諾を得られた。私も、人事評価制度だけでなく職場環境や仕事そのものについても様々な手を打って従業員満足度をさらに上げ、風通しのよい会社にしていくお手伝いをしたいと、決意を新たにした。

「積年の評価制度の改革の仕上げへ実態調査に励む」

「職場での問題点を探り出す調査もコミュニケーションそのもの」
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