2010/7/16

不安全行動の戒め  短歌

今回の私の骨折事故だけでなく、長年の人事生活の中ではたくさんの労働災害や交通事故を見てきたが、それらには当然ながら共通の原因がある。その最大のものは「不安全行動」である。

まず今回の私の事故についても、@濡れた下山道でせっかく持参していたストックを使わなかったこと、A時計をはめながら境内から登山道へ戻ったこと、などが挙げられる。このため、本来なら足を滑らせることは避けられたし、仮に足を滑らせたとしてもいつもどおり何とか転倒は避けられた、または転倒してもこんな怪我には至らなかったであろう。このように今フローチャート的に冷静に考えてみると、事故というものは突然何の前触れも理由もなくやって来るものではなく、起こるべくして起こっていることがわかる。

事故を起こした人は「あれは全くの偶然であり不可抗力によるものだった」とよく言うが、そうではない。偶然と偶然がいくつも同時発生したものであるが、そこまで同時に発生するということはもはや偶然ではなく必然と考えるべきだろう。「たまたま」は一回だからこそ「たまたま」なのである。

従って事故の原因はあくまでも自分自身にあるのであって、間違っても他者のせいにしてはならない。我々の日常生活の中で、自転車や自動車に乗りながら携帯電話を操作するなど、つい「不安全行動」をしていることはないだろうか?まさに「注意一秒怪我一生」である。そんな基本的なことを思い出さされるできごとであった。

「災害は降って湧いたといふけれどほんとは起こるべくして起こる」

「偶然にこれまた偶然重なればそれは必然起こるべきもの」
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