2010/7/5

日本語の乱れが気になる  短歌

最近、電車の中で漫画を読んでいる人が増えた。それも子供達や若い人だけでなく30代、40代以上のれっきとした大人が夢中になっている風景も見かけることが多いので、理解に苦しむ。もちろん、漫画が悪いわけではないし、NHKの連続ドラマで「ゲゲゲの女房」も好評だから、漫画のファンが増えているのかもしれないが、この現象は今に始まったことではなさそうだ。

難しい経済学や、「三国志」など長編小説に関心をもたせるためのガイドブックとしてなど、漫画には数々の役割や功績もあることは認めるが、それは漫画を土台として活字の世界へ入って行くひとつのステップであったのではなかったろうか。ところがそういうステップは踏まずに、いつまでも漫画のステップに留まっている人が増えているようで、そこが私にはどうも理解できない。

日本人の若者の学力低下が叫ばれて久しいが、それは国語力の低下が一つの原因だと思う。そういう分析結果を発表していた学者もいた。そう言えば、若者を中心に会話語の中で「グワッと」とか「ドバーッと」などのような擬態語や擬音語を多用した劇画調の表現がはびこり始めたのはいつのころだったろうか。コンビニやファミリーレストランで店員たちが使い始めたことばがその他の業界でも使われるようになったものも多い。またスパッとストレートに言わずことさらに婉曲的な回りくどい表現が増えたのも気になる。日本語の乱れが大いに気になる昨今である。もしかしたら漫画の勢力拡大を含むこれらの現象は、20才は子供、30才くらいでようやく成人とも言われる、大人の幼児化とも何らかの因果関係があるのではないだろうか。

「昨今の日本語の乱れ目に余る理由のひとつ漫画はびこる」

「いい歳の大人が漫画読みたるは時代の流れか幼児化ゆゑか」
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