2010/6/16

阿川流インタビュー術  短歌

遅い目の昼食を終えた後に何となくNHKテレビを見ていたら、エッセイストの阿川佐和子さんが出演していた。彼女は作家の阿川弘之氏の長女で、昔は筑紫哲也のNEWS23のキャスターを務めたり、ワシントンから帰国後はJNN報道特集のキャスターを務めたりしていた。今日の番組の中で、週刊文春で1000回以上続いている「阿川佐和子のあの人に会いたい」という対談のことに触れて、女性アナウンサーが「インタビューの極意」というのを質問している場面が目にとまった。

彼女によると、極意というほどではないがインタビュアーとして心がけていることの中に次の3点が含まれていることを知り、興味深くなった。それらは、@予め用意する質問は1つだけにし、その分相手の話に集中して聞き、その中から次の質問を広げていく。いくつも質問を用意して行ったら、常に次の質問を考えるようになり、どうしても相手の話に集中できないから。A相手がどんな人であれ、好意的関心をもって話を聞き、それを態度や姿勢に表わす。B次々と質問を浴びせないで、相手のペースでじっくりと話を聞いていく。というものであった。

何とそれらは、今まさに勉強中のCDA(キャリアカウンセラー)の「傾聴」の仕方、「質問」の仕方とみごとに共通しているではないか。視聴者になり代わって伝えたいことを聞くのが役目であるインタビュアーでさえも、相手の立場に立って相手の話したいことを引き出していくことがいいインタビューにつながるというのだから、クライエントの心を開かせていくためのカウンセラーの傾聴や質問の仕方というものがカウンセラー主体であってはいけないことが改めて実感できた。さあ、まもなく筆記の1次試験で、それが突破できたら8月の2次試験(実技)である。今日感じたことも実技試験に生かさねばなるまい。

「聞くとなく耳に入りし傾聴の極意を次の試験に生かさん」

「漫然と聞ひてはいてもその人の意識次第で聴くに変はるを」
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