2010/6/12

修羅場の経験  短歌

今日は長く勤務した会社の、ある職場の同窓会があって出かけてきた。実は来週の土曜日も、別の職場の同窓会を予定している。人間、歳をとると昔の同僚との再会が懐かしくなり、同窓会とかOB会とかが増えるものだと聞いていたが、今はまさにそのど真ん中の感じである。昨日の会合は、ある別会社へ出向していた人事部の、ある部長の時代の同窓会であった。出席者は24名で、例年よりは2名くらい多いめであった。最高齢は87才、最年少は今年定年を迎えて今回から参加することになった3名の60才だから、この私でも若手のほうである。

話題は当然昔話になるのだが、メンバー同士は必ずしも同じ時期に在籍したとは限らないので、お互いにいつの時代に在籍したのかを確認しあったり、どの社長の時代にどんなできごとがあったとか、あの時は誰それがこういう失敗をしたとか、今となっては懐かしい思い出話がどんどんあふれ出てくる。そういう中でも、在職中に惜しくも早世された先輩の話が出てくると、さすがにしんみりとなってしまう。しかしながら、こういう時こそその人達を思い出してあげましょうよ、との私のことばに何人かの先輩がうなづいてくれていた。

思えば、その別会社では人事責任者で体調を崩して本社へ逆戻りした人も多かったし、特に労働組合との窓口折衝・調整を担当する労政という業務の責任者では私の在籍した8年半の間に3名の方が亡くなられた。私自身もその業務を、その会社の初代の労政部長という立場で担当させていただいたので、五体満足にその会社から復帰できて、こうしてその後の人生を歩めているのは不思議なくらいである。ふとそんな嵐のような修羅場に身を置いていた時期のことが思い出された。あの時期に比べると、その後の苦労はたいしたことのなかったように思えるのも、あの会社でのものすごい経験を乗り切れたからなのかもしれない。

「あのときの修羅場のやふな毎日も懐かしきかな生きている今」

「しょげていた私を迎へる異動をば仕組みたるひと先に逝きたり」
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タグ: 同窓会 OB会 修羅場



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