2010/2/10

道修町を歩く  短歌

今日は知人達との会食で淀屋橋まで出かけた。その前に、クライアントの会社のベテラン男性社員が相談に乗ってほしいということなので、谷町4丁目交差点の近くにあるスタバで会った。予定どおり1時間くらいでその仕事が終わったあとは、待ち合わせの時間まで十分に時間があるので、通常は電車で2駅の距離だが淀屋橋まで歩くことにした。あいにくの小雨混じりの悪天候だが、幸いにも昨日からの春のような温かい天候なので寒くはない。月形半平太よろしく「春雨じゃ、濡れていこう」(古い!!)という心境である。

目標の店は淀屋橋から2筋ほど南に下ったあたりなので、谷町4丁目から少し北へ上がった谷町2丁目あたりから西へ進んで行くとちょうどいいくらいである。夕暮れではあるが、時間があるのでゆっくりと歩いて行くと釣鐘町とかいくつかの懐かしい町名を見つけて嬉しくなる。さらに西へ進んで行き、高麗橋を過ぎると「道修町」(どしょうまち)という町名が目に入ってきた。

言うまでもなくここは全国的に有名な、製薬会社の密集している地域である。昔から番頭はんと丁稚どんを主人公にした数々のドラマが生まれた土地柄でもある。町並みは、黒塀の木造の建物もまだ少し残っているが、今は多くは10階建て前後のビルになっている。注意深く会社名を見てみると、第一三共製薬、大日本住友製薬、田辺三菱製薬など、かつてのライバル同士が合併してできた長ったらしい社名がやたらに多いことに気づく。

折しも、昨日はサントリーとキリンホールディングスとの統合が断念されたとの報道があったが、製薬業界に限らずどの業界においても国際競争力強化の名のもとに多くの企業同士の合併やM&Aが取りざたされることが多い。これからも企業を取り巻く経営環境は大きく変わっていくのだろうな、20年後、30年後には現在の社名を維持して隆々と発展し続けていられる企業はいくつあるんだろう、などとふと考えてしまった街並みウォッチングのひと時であった。

「製薬の業界育てた道修町今は社名もビルも新し」

「番頭と丁稚のドラマの舞台との面影残る板塀黒し」
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