2009/12/14

七五三詣りの両親と祖父母  短歌

先日、2人いる孫のうち姉のほうが3才半になったので、家族揃って七五三詣りに出かけた。行先は、我が家のすぐ近くにある往馬大社である。往馬大社(いこまたいしゃ)は生駒神社とも呼ばれるが、境内の高札などによれば少なくとも1500年以上前の創建であるから、平城京遷都より200年以上前から存在している古社である。

昼過ぎに長女夫婦が3才の姉と0才児の弟を連れて我が家に到着すると、「ばあば」である我が妻は待ってましたとばかりに3才児に着物を着せる作業に入る。忙しい忙しいと言いながら昨日わざわざ奈良町まで出かけて買ってきた草履を履かせて仕上げは完了した。2台の車に分乗して神社へ向かうが、孫の手は母親ではなく「ばあば」がしっかりと握っている。

お互いに業務の都合などで11月中に参拝できず12月に入ってしまったので少々心苦しかったのだが、それでも我々のほかに3組ばかり七五三詣りに来られていたのでなぜかホッとする。本殿に上がって祈祷をしてもらった後、お決まりの記念撮影である。ここでも「ばあば」は大活躍で、当の父親以上に孫のことをあれこれと構っている。母親が0才児を抱えているし父親も着物のことなどわからないから止むを得ないのかもしれないが、こういうケースではどうも「ばあば」が活躍するものらしい。

若き両親と「ばあば」の様を横で見ている「じいじ」の役割は、車の運転と写真係しかない。当然、父親もカメラを持ってきており撮影しているが、彼もまた本日の主役の一人である。彼も含めた写真を何枚も撮ってあげ、帰宅したらすぐにプリントして渡してやった。夕方は、それらの写真を見ながらの夕食である。一時はしぐれていた空もどうやら止んだようだ。孫は初めての着物姿がよほど嬉しかったらしく、弟に対しては姉らしい余裕を見せながらも祖父母に甘えなついてくる。

はじめは何をしていいかわからず戸惑っていた私であったが、状況を見ていたら自然と体が動き、結果としてどこの家でもやっているような形で両親と祖父母の役割を果たしているある家庭の姿がそこにあった。

「三才になりて詣るは七五三孫の成長何より嬉し」

「七五三次の詣りは四年後と自分に言ひ聞かせ健康誓ふ」
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