2009/12/7

鬼か仏か  短歌

昨日は我が名山会の12月例会で、京都東山トレールの一部を歩いた。一部とはいえ京阪七条駅から阿弥陀ガ峰、清水山、将軍塚を経て一旦粟田口神社に出た後、そこから日向大神宮、大文字山に登り返し、銀閣寺に降りてくるコースで、大体12kmくらいある。メンバーは、今回の担当リーダーのS医師、通称古希マンのM氏、コンサルタント会社幹部のH氏、先輩社長のI氏、そして私の5名である。

七条駅から東へ5分あまり歩くと京都女子学園の門前に出る。そこからが豊国廟に向かってのいきなりの階段登りである。リーダーのS氏によれば、全部で550段くらいあり、元広島カープの衣笠祥男氏が平安高校時代に昇り降りして足腰を鍛えたという言い伝えからS氏が「衣笠階段」と命名した石段である。さすがに一気に登ると息が切れアゴが出る。しかし一服してからは快調に緩やかなアップダウンのコースを進む。

2時間あまり歩いて坂上田村麻呂を祀った将軍塚に着き昼食をとる。3つあるテーブル付きのベンチはまだ1つしかふさがっていない。ラッキー。5人で向かい合って缶ビールと弁当を広げる。と、Sリーダーがやおら日本酒のボトルを取り出し、私の起業祝いにと全員に振舞ってくれたのである。しかもそのお酒は伏見で350年前から続く「玉乃光」酒造の大吟醸酒である。酒米は有機肥料を使用した備前雄町100%とある。早速味わわせていただくと、コクのある辛口のお酒で私の好みの味である。貴重品であるだけでなく重たいものをあの階段も含めて持ち上げ祝意を表わしてくれたことに涙が出るほど嬉しかった。

その後はさらに私が持参した焼酎のお湯割りも皆で分け十分に休憩した後、粟田口に降りる。I氏と私は、ほろ酔い状態なのでもうこれ以上登るのはやめようと懇願するがS氏は全く耳を貸さない。思わず「鬼!」と叫んでしまった。仕方なく標高466mの大文字山まで登り返した。しかし山頂からの眺めは最高で、すぐ近くには比叡山、西の方には来月登る予定の愛宕山、そのほか大阪市内のビル群や、わが生駒山、そして大和葛城山まで一望である。やはり登ってきてよかった。

下山後は、四条駅前のロシア・レストラン「キエフ」で忘年会である。所用で例会には参加できなかった大学幹部のK氏、生保会社顧問のS氏、税理士のY氏が既にお待ちかねで、8人での忘年会が始まった。コース料理のあとは、お決まりの馬乳酒クムイスで締めくくりをする。身体をほどほどにいじめた後のお酒で昨夜はぐっすりと寝ることができた。Sさんは鬼ではなく仏様であった。

「本年の登り納めの東山いつものキエフで締めくくるかな」

「差し入れの玉乃光の大吟醸 友情詰まりし味の深さよ」
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