2009/11/12

山は秋化粧  短歌

私の事務所(と言っても自宅だが)の執務席の前の窓は西側に向かっているので、生駒山が真正面にそびえている。と言うより、その姿をしょっちゅう見ていたいために、西側に窓を作ったのである。

私の日課のひとつは、毎朝窓のブラインドを開けた時に言う「生駒さん、おはようさん」と、夜寝る前にブラインドを閉める前の「生駒さん、おやすみなさい」である。会社勤めのころは、その日課もきちんとはできていなかったのだが、自分で事業を始めてからは、東京などへの出張時以外は毎朝毎晩きちんと習慣化できている。

そのせいか、最近は生駒山を通じて四季の移り変わりを感じることが多くなった。すなわち、生駒山の山肌は秋が深まるにつれて少しずつ赤や黄色に色づいてきているのである。それは1ヵ月くらい前から始まっていたのだが、当然ながら山頂近くから順に少しずつ中腹へ降りてきたのである。

そしてそれは、先週の寒冷前線の影響を受けてか、進行がグッと早まり、今朝くらいになると中腹以上はかなり色づいている。風の音にぞ驚かれぬる、どころではなくて、それははっきりくっきりと目に見えて晩秋の風情を示している。

暦の上ではもう冬らしいが、体感の上ではまさしく晩秋そのものである。柄にもなく、生駒山の素晴らしい秋化粧を見ながら、様々な感傷にふけるひとときではあった。


「晩秋の錦綾なす生駒山百年前も今後も同じ」

「ほの赤く秋化粧する生駒山朝陽を浴びて色めく肌よ」
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タグ: 秋化粧 生駒山 紅葉



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