2009/11/11

二つの初仕事  短歌

10月に起業してから1ヵ月あまりが過ぎた。初めの1ヵ月間はいわゆる仕込みの時期である。私の場合も、将来の事業に向けての勉強や様々な投資に時間が割かれた時期であった。しかしながら、お蔭さまで11月に入って「初仕事」と呼べる仕事を2件やることができた。

1件目は、ある中堅メーカーの人事顧問の契約をいただいたのだが、初仕事は東京営業所の営業マンのキャリア採用(中間採用)の支援であった。社長の息子である30代の専務にとっても初めての経験らしかったので、人材紹介会社の選定から求人票の作成、面談票の提供、そして先日は最終面接への立ち会いをやってきた。そして面接後は、社長も交えての選考会議での調整役を行い、2名の内から1名への絞り込みまで終えた後、内定通知書のサンプルをプレゼントしてその仕事は一段落した。

これまでの何度かの打ち合わせを経て、70才になる社長は専務に全面的な事業継承を進めるため、営業や製造面だけでなく管理面まで広く担当させてきており、できるだけ専務自身に考えさせ鍛えようとしていることを感じてきた。従って私も単に採用実務面だけでなく、採用や人事という業務に関する考え方の指導を中心に心がけるようにしてきたし、今後もそういう支援をしたいと考えている。

2件目は、ある経営コンサルタント会社の組織活性化支援である。若手中堅コンサルタントの「ビジネス基礎力向上プログラム」と私が名づけたテーマは、ひとまずは11月から3月までの5ヵ月間の長期テーマであり、私にとっては人事コンサルタントらしい初めての仕事である。

このテーマを通じては、従来のような企業内での取り組みと全く違うスタンスでの仕事の進め方に戸惑い、何度も「産みの苦しみ」を感じた。しかしながらありがたいことに、親友である先輩コンサルタントの温かく厳しい助言をいただけたおかげで、何度かにわたる打ち合わせを経て、これもようやく、管理担当の幹部から企画案にOKをいただけた。これはゴールではなくあくまでスタートなのだが、正直ホッとして実に嬉しかった。

これら二つの初仕事を経て、ようやく人事コンサルタントとしての基本スタンスが少し理解できた気がする。そして「社長」と呼ばれることにも少しは慣れてきた気がする今日この頃である。

「お会社の人事を手伝ふコンサルの勘どころまだつかめず迷ふ」

「コンサルの仕事としてのスタンスを少しつかめて今日は痛飲」
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